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寒い日に飲みたい! ジンジャーとスパイスたっぷりインド式「本格チャイ」の美味しいつくりかた

2014年2月23日

(c) Pouch

今日もいちにち寒かったー! そんな夜には、しょうがをたっぷり入れた、温かいチャイをいただくのはどうでしょう? 

本日は、ちょっとだけ本格的なインド式マサラ・チャイの作り方を紹介します。たっぷりのしょうがとスパイスで作るから、飲むと体がぽかぽかしてきますよ。

今回紹介するチャイの作り方は、記者がインド出身の友人から教わったレシピにもとづくもの。スパイスをそこまで利かせたくないな、という方は、少し加減してみてください。またスパイスはホールのものを使うと風味が豊かな上になんだか楽しいですが、パウダーでもじゅうぶん美味しくできます。

■ 材料(3~4人分)

水 4~500cc
紅茶(CTC、なければ茶葉が細かいもの) 小さじ2~3
しょうが 小さじ1
クローブ 1~2個(パウダーの場合 小さじ1/2)
カルダモン 5~6個(パウダーの場合 小さじ1/2~1)
シナモン 1片(パウダーの場合 小さじ1/2)
ローリエ 1枚
黒こしょう 少々
砂糖 大さじ1
牛乳 150cc程度

01. 準備


スパイスを小皿などにまとめます。しょうがは、すりおろしておきます。黒こしょうはほんの少し加えると風味を豊かにしてくれます。でも苦手な場合はナシでOK。

紅茶は、できればCTCという「茶葉が丸まったもの」を使いたいところ。なければ細かい茶葉のものを使いましょう。いずれにしても、「安いモノ」を使うのがコツ。インドの友人いわく「いい品質の茶葉は絶対使っちゃダメ」だそうです。

カルダモンとクローブは砕いておきます。友人によると「まな板と酒瓶でつぶすのが一番ラク」。確かにラクです。

このとき、クローブは軽くつぶせばよいですが、カルダモンは種まできちんとつぶしましょう。

02. 火にかけて沸騰させる


鍋にお水をはり、紅茶・しょうが・スパイスを入れて火にかけます。沸騰するまで待ちましょう。

03. 沸騰したら弱火にして3分


わーっと沸騰するので、弱火にしてお茶を落ち着かせます。そのまま、3分間ゆったり煮出します。

この煮出しているときに、お砂糖を入れます。甘めに仕立てるのがポイント! 

このとき、もし可能であればインドの「ジャグリ」という固形の糖を使うとさらによい風味に仕上がります。ジャグリはインド食材店などに行けば、必ず入手できます。

04. 沸騰させて牛乳を入れる


3分たったら、強火にして沸騰させましょう。わーっと沸いてくるので、その瞬間を狙って牛乳を入れます。

05. もういちど、沸騰したら弱火にして3分


そのまま強火をキープし、再度沸騰させます。泡がもりあがってくるので、すぐに弱火に落とします。このときは紅茶だけのときと違い、いきなりぶわわわわっと沸いてくるので、決して目を離さないように! 

そして再び、3分そのまま待ちます。

06. 最後にもういちど沸騰させて完成


3分たったら、強火にチェンジ! 瞬時にぐわわわわっと泡がもりあがってくるので、ふきこぼれる前に火を切って完成です! これを茶漉しなどでこして、カップに注ぎます。高いところから泡が立つようにそそぐと、茶の成分が空気にふれてよりまろやかな味に仕上がります。

おさらいをすると、
水に材料を入れて火にかける → 沸騰する → 弱火にして3分(砂糖を入れる) → 強火で沸騰させる → 牛乳を入れる(少し冷える) → 再度沸騰する → 弱火にして3分 → 沸騰させて完成
です。

ご覧のとおり、材料さえそろえてしまえば、本格チャイはカンタンにできちゃいます。牛乳を入れてから沸騰させるところ(2回あります)では、目を離すとすぐにふきこぼれてしまうので、このときだけはしっかり見守ってくださいね。

最後に、この記事に協力してくれた友人からのメッセージ……「分量はぜんぶ適当でいいよ!」だそうな。あたしらがそんなのきっちりはかるわけないじゃーん、ってことで「That’s the indian way.(それこそまさにインド式)」だと。そのあたりも含めて、ぜひお試しください。

撮影・執筆・調理=鷹泊千里 構成=纐纈タルコ (c) Pouch

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