ファストフード店などでハンバーガーを食べなくても、ついつい注文してしまうのが「フライドポテト」。女性でも小腹を満たすのに最適な食べ物だと思います。
フライドポテトはジャガイモに塩をかけただけのシンプルなものがほとんどですが、銀座のレストラン「Mardi Gras」のシェフが考案した『トスカーナ風フライドポテト』は、フライドポテト好きのあいだでは「世界一美味しい」と話題になっている料理。
銀座のシェフが作る料理というとなかなか難しそうなイメージがありますが、冷凍のフライドポテトを使えば非常に簡単。包丁も使わずにお手軽に作れてしまうのです。今回はそんな『トスカーナ風フライドポテト』のレシピをご紹介しましょう。
【トスカーナ風フライドポテトのレシピ】
・材料
冷凍フライドポテト(揚げる前の状態のもの) 300g
生ローズマリー 5枝
生タイム 5枝
生オレガノ 適量
皮付にんにく 2片
塩・コショウ(美味しいやつ) 適量
オリーブオイルまたはピーナツオイル 適量
・作り方
1.冷凍フライドポテトの上にハーブ類と皮付のにんにくをのせ、オリーブオイルをフライドポテトの3分の2ぐらいになるまで注ぐ
3.180℃に温度を設定して加熱し、よくあるフライドポテトの色になるまで揚げる
4.ローズマリーとタイムを油に入れ、ポテト全体がきつね色になるまで揚げる にんにくに竹串を通し、火が通っていたらすべて油から出す
5.熱いうちに塩・コショウをふり、全体を混ぜて完成
生ジャガイモを使うときは160℃の油で揚げますが、冷凍の場合は少し温度を高めて揚げるのがカリッと揚げるコツ。ハーブとにんにくの香りが全体に馴染んで、非常に美味しいトスカーナ風フライドポテトが出来上がりますよ。
また、サイコロステーキを上にのせ、ポテトと一緒に味わってもらう食べ方も最高! にんにくもタイムもオレガノもローズマリーも、すべて肉料理と相性の良いハーブですので、その香りをまとったポテトと一緒に肉を食べたら、お口の中がヘブン状態になること間違いなし。
もちろん赤ワインなどのお酒ともベストマッチなので、今夜のおかずにも晩酌のおつまみにも最適な料理です。ぜひ試してみてくださいね。
料理・撮影・執筆=なかの (c) Pouch