やれ「婚活」だのなんだのと、世間では結婚したい男女が巷にあふれかえっているかのように言われておりますが、記者(私)の実感としては、そうとばかりは言えないというのが現実だと思うのよねぇ。
アラサーというお年頃になった途端、「結婚したい!」と躍起になり始めた友人知人は、たしかに数多く存在します。しかし一方で、自分でよく稼ぎよく遊んでいる女性たちの多くは、「自由でいられるからこのままがいい、彼氏がいるから幸せだし、別に子供が欲しいわけでもないし」と口ぐちに言っているのもよく聞くのですよ。
結婚したい女性たちと、結婚にそれほど魅力を感じていない女性たち。そこにはさまざまな理由があるのでしょうが、どちらが多いということはなく、どちらも同じ数だけ存在しているのではないか。記者はどうも、このように感じてしまうのです。
どちらかといえば後者である記者も最近、同志の友人と「そりゃ少子化も進むわけだ」とため息をつきあったわけなのですが、そもそも結婚の魅力って、メリットってなんぞや?
それを教えてくれるのが、海外サイト『Amerikanki』に掲載されていた、結婚における10のメリット。これを読んだら、私も少しは結婚したいという気になるのかしら……では気になるそのラインナップを、早速見ていくことにいたしましょう!
1 長生きする
夫婦の死亡率、その危険性は、結婚していないカップルの1/2。つまり結婚していたほうが、死亡する確率が半分も減少するのだとか。ひええ。
2 より健康に気を使うようになる
統計によると、結婚している男女はそうでない男女に比べて、より健康的な生活を送る傾向があるのだそう。ふむ、要はこれが、1にも繋がっていくわけですね。
3 性行為感染症のリスクが減る
夫婦であれば決まったパートナーとしか性行為をしない、よって、性行為感染症のリスクが減る、ということのよう。また安定した関係の元にあるパートナーとの性行為は心をも豊かにしてくれるので、健康面のみならず精神面での利点もあります。
4 性生活の充実=健康になる
良好な関係の元で行われる性行為は、得がたい充足感を生み、人間を健康へと導きます。ちなみにこの効果は、特に女性において顕著にみられるのだそうですよ。
5 あまりお酒を飲まなくなる
最近の研究で明らかになった、結婚しているカップルのアルコール依存率は低い、という事実。なんでも既婚者は「落ち込んでお酒に走る」というケースが低く、「お酒よりも多くの幸せがこの世にはある」と考える傾向があるのだとか。
6 よりいっそう稼ぐようになる
家族ができたこと、子供ができたこと。これらのことが仕事のモチベーションをあげるので、結婚すると以前よりもずっと、お金を稼ぐようになるのだそうです。
7 夫婦そろっていれば子育てもラク
「シングルよりも両親ともにそろっていれば子育ては遥かにラクである」、ということのよう。まあそりゃたしかにそうですけども、それは「お互い協力体制にあれば」という大前提あっての話ですよね……。
8 生活の質があがる
1人よりも2人のほうが、お金の余裕も自ずと出ます。そのため「家を所有する」など、生活の質が向上するとのこと。
9 孤独を感じることがなくなる
生涯の伴侶を得ることで、「自分は孤独だ」と感じることが少なくなります。心が通じ合うことができるパートナーと、一生を共にする。ふむ、これはたしかに得難い幸せですよね。
10 結婚は健康への近道
これまでも多々触れてきましたが、結婚すると健康的な生活を送るようになり、精神面も安定する。たとえ病気になったとしても、一緒に戦ってくれる相手がいる。だから結婚は健康への近道なのだ、ということのようです。
さて、以上結婚のメリット10項目、みなさんはどう思われたでしょうか。
ちなみに個人的な感想としては、頷ける点もあるにはあるけど、「やっぱり私も結婚したい!」と思えるほどの理由は、正直ひとつもありませんでした……。
だってだって、健康面は独りだけど気をつけてるつもりだし、結婚していなかろうと愛するパートナーがいれば充足感は得られるし。この時代、結婚すれば裕福になれるかって言ったらそうとも言い切れないだろうし……あああ、否定的なツッコミをしまくってしまってすみません。ホント私、結婚に向いてないんだと思います、ハイ。
参考元:Amerikanki
執筆=田端あんじ (c)Pouch