ケータイやスマホで、自分の顔をパシャッと撮る“自分撮り”。この“自分撮り”の定番テクニックといえば、「あごをグイッと引きつつ、カメラに向かって上目づかいでアヒル口」ではないでしょうか。
しかし! 今回は、そんな定説をくつがえす目からウロコの「究極の自分撮り法」をご紹介したいと思います。ワザアリの撮影術を教えてくれたのは、“写真を撮られるプロ”とも言える現役女性タレント。さて芸能人直伝の、もっとカワイく、もっとキレイに“自分撮り”をする方法とは……⁉
記者が「究極の自分撮り法」を教わったのは、映画『SR サイタマノラッパー』や『キス我慢選手権』などのバラエティー番組でおなじみの みひろさん(31)。自身のブログでも「写メラマン・みひろ」として、数々の自分撮り写真をアップしています。
「今までに何千枚もの“自分撮り”写真を撮ってきた」という、みひろさん。そんな彼女が辿りついた「みひろ流・究極の自分撮りテク」を実際に写真を撮りながらレクチャーしてもらいましたよ!
【step1】撮る前にベスト・ポジションを探す
みひろさん:「まずはスマホの液晶を見ながら、顔が明るく写る場所を探します。室内でも屋外でも、光がよく当たって肌がキレイに写る位置を選んでから撮影しますね」
と、解説しながら腕を上下左右にぐるぐる~、と大きく動かしてベスト・ポジションを探す みひろさん。ちなみに、みひろさんの自分撮りアイテムはiPhone 5 で、背面ではなく前面のカメラを使っているそう。(※今回は特別に編集部員のiPhone 5sを使用)
【step2】アングルは斜め下から&顔全体を入れない
みひろさん:「アングルは、斜め下から写すことが多いですね。そのほうが、真正面や上から撮るよりも自然体に写るような気がして。ちょっとのぞき込むような感じ?(笑) あと、顔全体を入れるよりアタマの部分を少し切ったほうが小顔に見えると思います!」
【step3】口角を上げて、少し首をかしげる
みひろさん:「表情のポイントは、口角を上げて、頬を少しプクッとさせる感じ。そのままチョット首をかしげたら、よりカワイク見えるかな?」(※以下は、実際にみひろさんが撮った自分撮り画像です)
【step4】撮った写真をアプリで加工する
みひろさん:「iPhoneのカメラで写真を撮ったら、LINE camera(LINEのカメラアプリ)で加工します。LINEをしていたら偶然このアプリを見つけて『こんなのがあるんだ~』って、試してみたのがきっかけ。加工は主に、撮った写真をズームしたり色味を調整したりですね」
【step5】加工のポイントは “やさしく、フワッと”
みひろさん:「わたしは、パキッとしたキメキメの写真よりも、やさしい、やわらかい雰囲気のほうが好き。“フワッ”とした印象をもってもらえるような写真が理想です。ブログに載せる写真なんかは皆が見てくれるから、とくにこだわっちゃいますね(笑)」
完成!
確かに、みひろさんの自分撮り画像からは、なんとも言えないやさしい空気が漂っているように見えます。女優さんですからキレイなのは当然としても、まるで物語のワンシーンかのような雰囲気のある仕上がりに。
みひろさんからは、ほかにも「光が当たりすぎるとキツい感じに見える」「余計なもの(クマ、シワ等)が写らないよう、チョイ引きで撮る」「表情やポーズは自然に見えるよう、やりすぎないバランスが大事!」などなど、カワイイ自分撮りのためのプチ・アドバイスも!
いかがでしょうか? 自分撮りをする機会が多い人には、ぜひチャレンジしてほしい「みひろ流・自分撮りテクニック」。今までより、さらにカワイく、さらにキレイな自分を発見できるかもしれませんね!
参考リンク:RocketNews24 English
取材・執筆=黒井まみ / 写真=RocketNews24 English