アイスクリームにかかってるソースがパープル! ローストチキンが真っ青! トウモロコシが鮮やかな緑! ……って、何なのこの毒々しい色合いのスイーツや料理たちは!?
これらの写真を自身のサイトでアップしているのは、カリフォルニアに拠点を置く写真家のローリー・ブラウン氏。
ちょっとちょっと、ローリーちゃんよ、なんでこんな写真撮っちゃったのよ!? まったくもって食欲をそそられないんですけどーーーっ!
写真の食べ物たちはラテックス・ペイントという塗装用のペンキで色付けされているだけあって、とにかくおいしくなさそう。ローリー・ブラウン氏いわく、「これらの写真は、食べ物が社会的に、視覚的に、心理的にどんなふうに私たちにかかわっているかを試してる」とのこと。
たしかに、いかに私たちの食欲が視覚と関係しているかを思い知らされますね。トウモロコシは黄色って頭に刷り込まれてるから、やっぱり黄色じゃないと脳が拒絶反応起こしちゃうよね。青いチキンも「うげー」ってゲンナリしちゃう感じ!
だけど、写真だけ見てるとだんだん可愛く見えてきちゃったり……不思議。ポップでカラフルで、なんだかキッチュなオモチャみたい。食べるのはムリだけど見てるぶんにはキュート、視覚は刺激されるけど食欲はいっこうに刺激されない……そう考えるとどれもなかなかユニークな写真たちであります。
参照元:LAWRIE BROWN.com、athenna
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼どれも普通の色ならおいしそうなのにね……