「ゴールデンウィークにパリのシェリーの家でご飯を食べたんだけどね……」
友達のそんな発言を、ちょっぴりうらやましく思ってしまった皆さん! 皆さんにも、今すぐそんな「自宅でご飯をごちそうしてくれる友達」が今すぐにできてしまいますよ。
しかも、パリだけじゃなくロンドンにもNYにもローマにもテルアビブにも……世界30カ国以上に!
どうやってそういう友達を作るか。それは「EatWith(イートウィズ)」というサービスを使えばいいんです。
【世界30カ国の「自宅ご飯のゲスト、大歓迎!」な人たちと出会える】
「EatWith」というサービスは、自宅での手料理で旅行者をもてなしたい人(ホスト)と、旅先でその土地の人の自宅に招かれてご飯を食べたい人(ゲスト)をマッチングするサービス。旅行者はEatwithで旅行する地域を指定し、日程や条件、料金が合う人を捜してコンタクトをとるのです。
サービスを使うには登録が必要です。登録時には食べ物の好みも入力可能。「ビーガン(純粋菜食者)」、「体重計チェッカー」、「ワインラバー」、「ジャンクフード・ジャンキー」、「チョコレート中毒」等様々な好みが登録でき、好みにあった食事を提供するホストを捜すことができます。ジュアンクフードジャンキーがビーガンのお宅に行っちゃったら楽しめないかもしれないから、そういうの大事!
同じ日にほかのゲストがいる場合は、初対面同士のホームパーティ状態。「同じ釜の飯を食った仲間」という言葉がありますが、一緒にご飯を食べた人って仲良くなりやすいですよね。現にEatWithを使ったゲストの6割以上が、ホストや一緒にご飯を食べたゲストと帰国後も連絡を取り合っているんですって。
【変な人&不衛生なご飯だったらどうする?」という不安も解消】
「でも、ご飯に睡眠薬とか入れられて、身ぐるみはがれたらどうする〜」「ものすごく不衛生な食べ物だったらどうしよう」と心配する人もいるかもしれません。でも大丈夫。EatWithのホスト達は、サイトにサービスを載せてもらう前に、きちんとした審査を受けているんです。プロの料理人がゲストとして登録されていることも多々あるので、おいしいものを食べたければ、そういう人を選べばいいかも。
加えて、ホストの人と事前にメッセージのやり取りをしてお人柄を確認することも可能。街中で「うちにご飯を食べに来なよー」と言ってくる人にホイホイついていくよりも、何千倍も安心よ!
【旅先がアジア圏の場合は「Voyagin」で】
「EatWith」は日本以外のアジア圏にはまだサービスがありません。そこでオススメなのが以前に紹介したサービス「Voyagin(ボヤジン)」。こちらの場合も同様の仕組みで運営されており、現在のところアジア圏がメイン。またVoyaginはEatwithとは違い、日本語でサービスを検索できます。
Voyaginでは自宅でのご飯のツアーも含め、現地にすむ人が提供する様々なツアーが楽しめます。例えば台湾では現地の人と温泉を訪れるツアーがあったり、シンガポールでは現地のローカルフードライターとバーに行くツアーがあったり。「ご飯だけじゃ飽き足らない! 現地の人ともっと様々な形で交流したい」という場合にも使えます。
現地の人との交流は旅先での楽しみのひとつ。せっかくGWに海外旅行に行くならば、旅行前に現地の「友達候補」を確保して、楽しく安全に旅行をしてみてはいかがでしょうか?
写真提供:EatWith、Voyagin
執筆=FelixSayaka