記者(私)は福島県出身、根が田舎者なので「東京に住むなら絶対に渋谷近辺!」という思いがそれはそれは強く、実際5年ほど渋谷に住んでおりました。
そのときもしも、こんな施設があったなら、絶対に通ってた! 常連になってた! そんな場所が、5月末、渋谷・道玄坂にオープンします。
ご紹介するのは、渋谷駅から徒歩7分、夕方18時から深夜1時まで開放されるという大人のための図書室、「森の図書室」。
「渋谷に行ったときに気軽に立ち寄れる。仕事帰りでも立ち寄れる。飲みに行ったついでに本が借りられる。そんな図書室があったらいいな」
かつて渋谷に住んでいたこともあり、同地に愛着があるというオーナー、森俊介さんの熱い思いから生まれた図書室は、「音を立てるなんてもってのほか、静かに本を読む」などといった従来の図書室のイメージとはやや異なるところが大きな特徴。
森さん曰く「図書室のみの営業では運営ができないため、収益は会員制の飲食店としてまかなおうと思っている」とのこと。なのでイメージとしては、ブックバーやブックカフェ、あるいはサロンといった雰囲気ということでしょうか。
席を利用する際は、飲食をすることが必須条件。図書室の会員になればこのとき飲食代のみしかかかりませんが、非会員は席料500円をその都度支払う必要があります。利用者全員が心地よく時を過ごすことができるようにと設けた会員制ゆえ、その点ご理解くださいね。ちなみに「図書室」なので、本の貸し出しに関してはもちろん無料なので、ご安心を。
蔵書1万冊を予定しているという図書室の、厳選された本を読みながら、ご飯も食べることができてお酒も飲める。さらには音楽をも、楽しむことができる。誰でも利用することができますが、本の管理をフェイスブックで行うというシステム上、フェイスブック登録は必須とのことなので、この点も頭に入れておくべし。
「 “耳を澄ませば” のような出会いがこの場所で生まれたらいいな、なんて思っています」という森さんの言葉どおり、出会いの場所にもなり得るであろう、「森の図書室」。お近くの方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
参考元:CAMPFIRE
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼ちなみに会員権は1万円、スタッフの都合がつき次第、昼も営業するかもしれないそうです☆