こんにちは、アラサーひとりぼっち女子の夢野うさぎです。今年の春も、大絶賛ひとりぼっち生活を満喫してしまいました。いやはや、もうすぐ夏ですね。これでいいのかな……まあ、いいか。
ある程度の年齢になると、ごはんを食べたり、映画に行ったり、旅行に行ったり、誕生日プレゼントを自分で自分に買ったり、クリスマスにひとりでケーキを食べたり、そういう各種行動をひとりぼっちでできるようになるものなんです。これはホントのことです。
ひとりぼっちでもさみしくない……さみしくないもんっ!!!
だけど、そんな中にもむなしさを感じる瞬間というのはあるワケなのです。今回は、「アラサーひとりぼっち女子が今年の春にむなしさを感じた3つのこと」をお伝えします。些細なことなんだけど、むなしいこと。アラサーひとりぼっち女子のみなさんは、心当たりがあるのではないでしょうか。
【アラサーひとりぼっち女子が今年の春にむなしさを感じた3つのこと】
その01:幸せそうなカップルのキャリーバッグにひかれた
記者は非常に歩くのが遅く、またそれを自覚しており、いつもなるはやで歩くように心掛けているのです。ところが記者の「なるはや」はやっぱり遅く、後ろを歩く人の邪魔になることもしばしば。
その日、記者は新宿駅を歩いていました。後ろから、幸せそうなカップルが大きなキャリーバッグをガラガラと引っ張って歩いてきて……ガコンッ! よっぽど急いでいたのか、それとも記者の存在感がなさすぎるのか、幸せそうなカップルの大きなキャリーバッグが記者の脚に激突。
いきなりの攻撃に面食らった記者、しかし幸せそうなカップル vs アラサーひとりぼっち女子では勝てる気がせず……「すみません」と謝ってしまいました。あぁ……むなしい。
その02:幸せそうな家族のベビーカーにひかれた
先述のとおり、記者は非常に歩くのが遅いため、きっと歩いているだけでみなさんに迷惑をかけているはずなのです。
その日、記者はおろしたての白い靴を履き、意気揚々と東京駅を歩いていました。意気揚々と、しかしトロトロと。すると、アキレス腱のあたりに「ガンッ!」と衝撃が……「ガンッ! ガンッ!」っと続けざまに攻撃を3度食らった記者。さすがに痛かったし、なんなんだと後ろを振り返ると、幸せそうな家族のベビーカーにひかれたようでした。
幸せそうなお母さんに「ごめんなさい」と謝罪され、「あ、大丈夫です」と答え、これ以上ひかれたくないので先に行っていただきました。おニュー的な白い靴が汚れたけれど、幸せそうな家族のみなさんの幸せが第一ですよね。あぁ……むなしい。
その03:ひとりで花見に行って飲みすぎて記憶なくした
花見というのは非常に心浮かれるイベントであり、日本人なら誰だって大好きなハズ。かくいう記者も花見が大好きで、一緒に行ってくれる人がいないので毎年ひとりで行っています。今年の春も、ひとりで花見に出掛けましたヨ。
その日、素晴らしい晴天に恵まれて、頭上にはどこまでも澄み切った青空、目の前には美しい桜並木、そして周囲に漂うおいしそうなソース焼きそばの香り。これは、飲むしかない! そう思った記者。
調子にのって、昼間からひとりぼっちでビールをガンガン飲んでたら……知らないうちに夜。昼間から記憶なくなるまで飲んで、公園のベンチで寝る30代女性。夜桜まで楽しめてラッキー♪ とか、そんな風に思えないぐらいにはオトナなのです。あぁ……むなしい。
執筆=夢野うさぎ / イメージ画像=Pouch (c)Pouch