キノコといえば、思い浮かべるのは椎茸やしめじのような茶色っぽいもの、白っぽいもの。そうじゃなければ赤いかさに白の斑点がついた、いわゆる「毒キノコ」のようなイメージでしょうか。想像の中にある色や形に、正直なところ、あまりバリエーションはないですよね。
ところが海外サイト「COLOSSAL」で紹介されていたキノコ写真の数々は、なんともファンタジックでメルヘンチックで美しいんでございますよ!!
オーストラリア・ニューサウスウェールズ在住のSteve Axfordさんは、自然の風景や生き物たちを撮り続けている写真家です。彼の作品の被写体は様々ですが、とりわけキノコ写真が素晴らしく、その多様性に唸らされるものばかり。そのほとんどが、彼の自宅近辺、あるいはタスマニア――つまり、オーストラリア国内で撮影したものだというのだから驚きです。
あらゆる色や形をしたキノコは、SF世界の宇宙生物のようでもあり、おとぎ話に出てくる造形物のようでもあり、海に生きるサンゴやクラゲのようでもあり……見ていくにつれ、生物のあり方やその成り立ちについて思いを馳せてしまうこと間違いなし。ひとつひとつの種類に物語が潜んでいそうな、不思議な魅力に満ちたキノコたちをご覧くださいませ!
参照元:COLOSSAL、Steve Axford
執筆=森本マリ (c)Pouch
▼パラシュートみたい!
▼帽子をかぶった小人にも見えませんか?
▼宝石みたいにきれいな色
▼発光キノコ! しゅげー!
▼こんなに鮮やかな青色のキノコもあるんですねえ
▼黄色いモケモケが可愛らしい
▼岩肌にはりつくサンゴのよう
▼不思議な毛の生え方……
▼半透明のキノコ。うっすらと透けています
▼エメラルドグリーンが素敵
▼すみれ色のキノコなんてあるんだ!
▼花びらのようにも見えますよね
▼クラゲっぽい!