今晩は、お姫さま。こないだとある番組を観ていたんだけど、インタヴューを受けていた女性が独特のイントネーションで喋っていたんだ。見た目の印象は今時の可愛い雰囲気の女性なんだけど、ギャップというのかな、可愛く思えたんだよね。
僕は生まれも育ちも東京なので、地方独特のイントネーションが新鮮かつ温かみのあるものに感じられるから惹かれる部分があるように感じるよ。標準語と方言を比較したときに、やはり標準語はそんなつもりが無くても少し距離や他人行儀な雰囲気を感じさせる気がするからなのかな。
普段は違うのにテンションが上がってつい方言が出てしまうパターンも良いね。あとは自分と話すときだけ方言が出ていたりすると、自分に対して心を許してくれていると思えて、より近い距離で会話できている感覚になって嬉しくなる気がするよ。
ということで勝手な考察だけど、方言はギャップ以外にも会話する相手との距離を縮めやすく好印象に受け取られやすいんじゃないかと。方言に限らず、距離を縮めたい相手ほど、素の自分で接することが大切だと思うよ。男性は「僕にだけ見せる素の部分」が大好きだからさ。それじゃ、おやすみ、お姫さま。
撮影・執筆=リョウ・カミヤ (c) Pouch