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【夏の定番化なるか?】山形県の郷土料理「冷やしラーメン」を食べてみたら…さっぱりモチモチでウマすぎたよ!

2014年7月1日

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本日ご紹介するのは、冷やし中華でもなく、冷麺でもなく、その名も「冷やしラーメン」。どうやら山形県の郷土料理なのだそうですが、お恥ずかしながら今までその存在を知らなかった筆者。先日、遅ればせながら「冷やしラーメン」デビューを果たしました。

結論から言えば、今まで知らなかったことが悔やまれるレベルの旨さでございました!!! 知名度さえ上がれば、“夏の風物詩グルメ” として冷やし中華と双璧をなすこと間違いなしなのでは……。さて、そんな「冷やしラーメン」とは一体?

「冷やし はじめました」の文言とともに「冷やしラーメン(450円税込)」の提供を開始したのは、関東北東を中心に現在14店舗を展開する駅そばチェーンの「喜多そば」。筆者は宇都宮駅コンコース内にある「そば処 小庵 喜多」で実食。

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1. 【スープ】朝食としても、なんなら病み上がりでもイケそう!!!

鶏がら醤油をベースに、ミネラル不足になる夏を見越してか、気持ち多めに塩を効かせたスープは思わず飲み干してしまう旨さ。脂もそんなに浮いていないので、朝食としても、なんなら病み上がりでもいけそうな爽やか系です。

2.【麺】プリプリの歯ごたえが癖になる!!!

冷凍麺特有のモチッとした食感がある麺は、よく冷水で締めてあるのでしょう。噛むたびにプリプリッと弾けるように切れ、温かいラーメンにはない“活きの良さ”がたまりません。

3.【価格】残念だが増税の影響か……

スープも麺も文句なしの「冷やしラーメン」。ただ1点残念なのは、昨年までの390円(税込)から一気に60円値上げされたことでしょうか。まぁ、「60円」という額そのものは大きくないかもしれませんが、「リーズナブルで当然」とされる駅そば界においては思い切った値上げと言えるでしょう。

逆に、大幅な値上げをしてもある程度の売上が見込めるくらい昨年まで人気だった、という見方もできますけどね。

4.【スピード】特に気にならない!!!

スピード重視の駅そば屋では普通、数十秒ほどでそばが提供されるものですが、同商品は店員さんいわく「5分ほどかかりますがよろしいですか?」だそう。かまへん、かまへん。あれだけしっかり冷水で締めてくれるのなら5分なんてなんぼのもんじゃい。

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これからの季節にドンピシャに合う「冷やしラーメン」、お近くの店舗でぜひお試しあれ!!!

「小庵 喜多そば宇都宮2号店」
住所 栃木県宇都宮市川向町1-23
営業時間 6時45分~21時
電話番号 028-638-2756
定休日 なし

撮影・執筆=井上こん(c)Pouch

▼見た目は温かいラーメンと変わりないが、ところがどっこい

▼よく冷えた鶏ガラ醤油スープは塩が効いている

▼プリプリと口内で弾けるちぢれ麺が癖になる

▼飲み干してもまったくもたれない優秀スープ

▼具はチャーシュー・ワカメ・メンマ・ネギ・卵

▼昨年より60円値上げされてしまったが……

▼お近くの「喜多そば」でお試しあれ☆

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