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【一足お先に実食レポート】気になる本場との違いは? 7月11日(金)渋谷にオープン・タイの超人気鶏メシ屋『ガイトーンTOKYO』の味

2014年7月10日

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タイの激旨メシ『カオマンガイ』をこよなく愛する日本のみなさま!!! ついに……つ・い・に!!! タイ・バンコクの人気カオマンガイ店「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」のあの味が日本に上陸しますよぉぉぉ!!! 

記念すべき日本1号店『ガイトーンTOKYO』の舞台となるのは「渋谷」!!! 先日、タイ本店で実食レポートをしてきたばかりの筆者が、7月11日(金)の開店を前に試食してきたので、その様子をレポートします!! 

渋谷駅東口から明治通りを恵比寿方面に歩くこと約5分。並木橋交差点の手前あたりでお目当ての『ガイトーンTOKYO』の看板が見えてきます。

タイの人気店を出そうと思ったきっかけはなんだったのか。同店の仕掛け人である株式会社ガイトーン・プラトゥーナムジャパン(東京都江東区)代表取締役社長の中村氏はこう語ります。

「たまたま知人に連れていってもらったタイの『ラーン・ガイトゥーン・プラトゥーナム』で、その味に惚れ込んだのがきっかけです。この店のカオマンガイの味を日本で広めたい、と本店社長に交渉をし、長い道のりでしたがこの度のオープンが実現しました」

お店の造りは本店の『食堂』よりも少し洒落た内装。ライブ感を感じてもらえるように、と厨房がガラス張りになっているので、インテリアのようにズラッと吊るされた鶏肉を見るだけで食欲が刺激されます。

【サラダ・スープが付いて850円】

『カオマンガイセット(850円)』にはメインのカオマンガイのほか、鶏を蒸す際に出る汁を凝縮させたチキンスープと、日本人にはあまり馴染みのないパパイヤを使った『ソムタムサラダ』と呼ばれるスパイシーなサラダが含まれます。各メニューとも単品(カオマンガイ700円・ソムタムサラダ150円・スープ50円)での提供も可能。また、テイクアウトに対応しているのも嬉しいところ。

【本場との味の差はいかに】

1.『スープ』
ぷっはぁぁぁー!!! 鶏ダシが効いてるねぇぇぇぇ!!! これこれ、これですよ。飲みのシメに……二日酔いの日に……理由をつけては飲みたくなる魔法の味ですよ。ただ、本店のそれよりも気持ち多めに塩分が効いているかも。ミネラル不足になりがちな夏にぴったりね、と捉えてみました。

2.『ソムタムサラダ』
ラオスやタイではポピュラーなサラダ。本店のセットにはなかったので、私もはじめましてです。千切りにしたパパイヤが涼しげなビジュアルで、この一皿のなかに、タイ料理の基本である「酸っぱい・辛い・甘い・しょっぱい」が味わえ、特に酸味と辛さが特徴的です。隠し味のナンプラーが程よくアジア感を高めています。

3.『カオマンガイ』
待ってました!! タイ料理でお馴染みの「ジャスミン米」の上には見るからにプリプリの鶏肉が乗り、お皿の脇に添えられているのはタイのキュウリ「テンクワー」。青磁色の食器まで本店のそれを忠実に再現しています。

実際に食べてみると、米はこれでもかってくらい鶏の旨みを含み、上品な鶏ダシが口中に広がります。臭みも何も感じさせない、純粋な鶏ダシそのもの。本店よりもさっぱりとした口当たりです。

そのままでも美味しいカオマンガイですが、味にアクセントをつけたいときは同店オリジナルのソースもどうぞ。本店の味を極限まで再現したソースには、タイの味噌や黒酢醤油などが絶妙なバランスで配合され、あとからやってくるピリッとした刺激がいい感じ。

【日本独自の試みも】

もうひとつ、渋谷店独自の試みが「フリーパクチー」。同店では各テーブルにパクチーが置かれており、お客さんは自由にパクチーを使えるそう。カオマンガイだけでなくサラダやスープに入れてアクセントをつけるのもいいかも。

【結論】

丁寧に抽出された鶏ダシは、タイ本店のそれを思い出させる味でした。ただ、ほぼ1カ月前に本店でカオマンガイを食べた私としては、全体的に本店よりもライトな仕上がりかな……という印象を持ちましたが、幅広い年代層の人に食べてもらうにはこのくらい上品な方がいいのかも。クセがなく、何回通っても飽きなそうなお味です。

さて、株式会社ガイトーンプラトゥーナムジャパンは今後、東京を拠点に大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌と全国の主要都市への展開を予定しているのだとか。タイの本店同様、人気店になること間違いなしの『ガイトーンTOKYO』。タイ料理にはうるさいわよという方も、タイ料理初心者の方も、みなさんぜひお試しあれ☆

店舗情報 『ガイトーンTOKYO』
住所 東京都渋谷区渋谷3-15-2
電話番号 03-6805-1202
営業時間11時~23時(L.O. 22時30分)/又は鶏飯が無くなり次第終了
席数 10卓20席(※混雑時は相席になることも)
定休日 なし

取材・撮影・執筆=井上こん(c)Pouch

▼上に乗った鶏肉もプリプリの食感

▼お馴染み、ピンクのポロシャツです

▼渋谷駅から明治通りを恵比寿方面に進み、並木橋手前にあります

▼店先の様子を動画でも撮影してみました!

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