キッチンにあると便利なペーパータオル、キッチンペーパー。おそらく皆様のお家にもあると思います。ですが、食材の水気を拭いたり、キッチン周りの汚れを掃除したり……意外と「拭き取る」場面以外で使うことがなかったりしませんか?
それでも困ることはないのですが、海外サイト「WonderHowTo」に掲載されていたキッチンペーパーの活用法がとっても実用的だったので、ぜひぜひご紹介させてくださいませ。こんな使い方もできる、ということを知っていれば、きっとキッチンペーパーの出番が増えるはず!
1. オイル容器の液ダレを防ぐ
広口タイプのオリーブオイル瓶や、外国製のオイル容器は、液ダレがしやすいもの。それを防ぐために、容器の周囲にキッチンペーパーを巻いて、輪ゴムなどで止めておきましょう。手やキッチン周りがベタベタするのを防いでくれます。
2. ブロックタイプのブラウンシュガーを柔らかくする
ブロックタイプのブラウンシュガーは、濡らしたキッチンペーパーで包んでジップロックなどに入れ、電子レンジへ。20秒ほど加熱すると、ブロックが崩れてサラサラのお砂糖に変わります!
3. 料理や食材を電子レンジで温めるときにも
電子レンジで料理を温める際は、容器のフタの代わりに湿らせたキッチンペーパーを使いましょう。ラップをかける場合は、その内側に。水分が蒸発しすぎて、パサパサになるのを防いでくれます。野菜などを電子レンジで調理する際にも応用できます。
4. サラダスピナーの代わりに使用する
サラダスピナーがなくても大丈夫。ボウルやざるにキッチンペーパーを敷き、そこへ洗って軽く水気を切った野菜を入れて、両手を使って軽く揺すればOK。キッチンペーパーが余分な水分を吸ってくれます。
5. 肉を焼く前の下ごしらえに
ステーキなど厚めの肉を焼く際は、まずキッチンペーパーを使って全体の水分をよく拭きましょう。余分な肉汁を拭き取ることで肉の旨味や香りを逃さず、焼き色も綺麗に仕上げることができます。
6. 葉物野菜は「乾いたキッチンペーパー」で包む
葉物野菜をできるだけ長く保存したいときは、乾いたキッチンペーパーで包んで保存バッグに入れるか、シンプルにキッチンペーパーを1枚、袋の中に入れておきましょう。野菜から出る湿気をキッチンペーパーが吸って、葉が傷むのを防ぎます。
7. ハーブを保存するときは「湿ったキッチンペーパー」で
新鮮なハーブを長持ちさせたいときは、よく湿らせたキッチンペーパーで包んで保存しましょう。保存する前に、ハーブを水を張ったボウルに差すなどして水分を吸わせておくと、より長持ちするようです。
8. コーヒーフィルターの代わりとして
コーヒーフィルターを切らしてしまった場合にも、キッチンペーパーで代用できます。この方法はコーヒーフィルターとしてだけではなく、たとえばスープストックや出汁を取ったあとのスープを濾すのにも応用できますよ。
9. 電子レンジでベーコンを調理する際に
ベーコンの油はこびりつきやすく、電子レンジなどで調理すると、そのあとの容器を洗うのがおっくうになるもの。それを防ぐために、キッチンペーパーで挟むようにして加熱すると、キッチンペーパーが余分な油を吸ってくれてお手入れが楽に! ベーコンもカリッと仕上がるので一石二鳥です。
10. 【番外編】キッチンペーパーの芯を利用する
普段は捨ててしまうキッチンペーパーの「芯」ですが、視点を変えればこちらにもいろいろな活用法が! 半分に切ってハンガーの底部に通すことで、ズボンをかけたときに折り目がつくのを防いだり、ロングブーツのホルダーとして使ったり、スーパーのナイロン袋などをまとめて収納するのに使ったり。なんとも意外な万能っぷり!
いかがでしたか? 調理する際にも、食材を保存する際にも活躍してくれるキッチンペーパー。さらには芯まで使える優れもの、というわけで、これからはいろいろな使い方でお世話になりたいと思います!
参照元: WonderHowTo
執筆=森本マリ (c)Pouch
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