夏って、冷房で冷えるし、水分のとりすぎですぐ浮腫(むく)む。
湯船に浸かって汗をかくのがいいのはわかっているけど、疲れて帰ってきて、モワッとしたお部屋に入ったら、とてもじゃないけどお風呂にお湯をためる気になんかならないのが現実。さっさとシャワーを浴びて、冷たいビール飲みたい! って気持ちになっちゃいますよね。
そうやって、シャワーばかりの毎日を続けていたら、だんだん疲れがとれなくなってきて、毛穴の汚れが目立つようになってきた三十路の夏。特に運動しているわけでもないのに、体重が1キロ増えて、体脂肪率が2パーセントも減っている……これ、確実に浮腫んでるわ!
やっぱりお風呂に入らなきゃ! 本日は、『ハッカ油』を使って、暑い夏のバスタイムをひんやり爽快に過ごす技をご紹介。
先日、ブヨに噛まれて散々な目に遭った記者が、虫除けスプレーとして使用したハッカ油。ドラッグストアで購入できます。
■ハッカ油をソープに数滴混ぜるだけ!
このハッカ油を、シャンプーやボディーソープを使うときに、数滴(3滴以内!)たらして混ぜるだけ。洗いはじめた瞬間、爽快なミントの刺激がキーン! 首筋なんか、もうたまらん。洗い流すのが勿体なくて、いつまでも泡だらけでいたいくらい。
■湯船にも入れてみよう!
湯船にも数滴(5滴以内!)。ハッカ油がうすーく広がって、お風呂は熱くて汗が出るのに、涼しい! 熱い、涼しい、熱い、涼しい、不思議な感覚に身を浸していると、あっというまに汗だく。
【 お風呂のなかで映画鑑賞するのが楽しみに… 】
あの、キーンとした感覚が忘れられなくて、この暑いのにバスタイムが楽しみになってしまいました。防水用のiPadケースを購入して、オンデマンドのドラマや映画を観ていると、ついつい時間を忘れそう。べとつきがちな湯上りも爽快。ちょっと風があたるだけでもスーッとして涼しいので、しばらくは扇風機だけでも平気です。
■1週間使ってみたよ!
1週間試してみたところ、効果はテキメンでした。肌がつるっつるになったんです。どんなにクレンジングを頑張っても、毛穴の中から汚れを押し出す汗の力がいちばんなんですね。それから、お風呂に入ると、いつもより睡眠時間が少なくても元気なんです。やっぱり、疲れを取るにはお風呂。
こんな言葉を見かけたことがあります。「お風呂に入る前に『めんどくさいなぁ』と思うことがあっても、お風呂に入った後に『あー、やっぱりめんどくさかった』って思うことはない」って。ハッカ油のあの爽快感を思い出せば、めんどくささよりも楽しみが増すんじゃないかな!
【使用上のご注意】
ハッカ油は刺激が強いので、肌が弱い方は使わないでくださいね。それから、ハッカ油をシャンプーと混ぜたり湯船に入れたりするときは、絶対に、絶対にスポイトを使ってください!! 瓶を傾けてハッカ油を出すと、確実に入れすぎます。「まぁ、いっか」と思ってそのまま使うと……全身にムヒを塗ったようなような刺激が夜通し続いて、爽快どころか寒くて寝られません! 記者はあまりの寒さに翌日の仕事をキャンセルする羽目になりました。
ハッカ油を正しく(?)使って残暑を乗り切っちゃいましょう! お疲れ女子が、ステキなバスタイムを過ごせますように!
執筆=綾部 綾 (c)Pouch