以前、本サイトで、感情を味で表現するアートプログラムを取り上げたことがあるけれど、今回ご紹介したいのは、“音楽を味に置き換えてミートボールを作る”というスウェーデン発のプロジェクト。ちょっと聞いただけでは、想像がつかないのだけど、これがじわじわと話題になっているらしいの!
ストックホルムでアートを学ぶ学生たちが立ち上げたプロジェクト「Beatballs」。簡単に言うと、リズムやキーなど楽曲を構成するさまざまな要素を食材に置き換えて、ミートボールを作っちゃおう! というもの。
例えば、ファレル・ウィリアムスの「Happy」はFマイナーの曲だから、ひよこ豆とガーリックをベースにしたミートボールになるのだとか。その他、テンポやムードといった各要素を分析すると、カレーやストロベリーといった味わいが加わるというわけ。
「なんだそりゃ?」とツッコミたくもなるけれど、本人たちはいたって真剣に取り組んでいるもよう。実際に「Beatballizer」なるミートボールマシンを実用化するべく、クラウドファンディングのKickstarterで資金を募っているんですって!
こうなると、「お気に入りのあの曲だったらどうなるかしら?」と気になるところ。そんな方のためには、曲名を記入するとレシピが表示されるページもあるの! ちなみに、マイケル・ジャクソンの「スリラー」で試してみると、以下のレシピになるそう。
・カンガルーのミンチ肉……500グラム
・パン粉……1dl
・牛乳……1dl
・塩 ……2ティースプーン
・コショウ……2ティースプーン
・ショウガ……1ティースプーン
・カレー粉……2ティースプーン
・タイム……2ティースプーン
・玉ねぎ(みじん切り) 半分
この、あってもなくてもどうでもいいような、シュールでユニークなプロジェクト「Beatballs」。気になった方は、ぜひ動画もチェックしてみて‼
参照元:Beatballs、Kickstarter
執筆=沢野ゆうこ(c)Pouch
▼House of Painの「 Jump Around」でミートボールを作っちゃってます。