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気分は海底二万マイル!? ライブ映像で深海探索を楽しめる「NAUTILUS LIVE」には夢とロマンが溢れてる!

2014年9月29日

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映画「タイタニック」を覚えていますか? ストーリーや演出もさることながら、随所に織り込まれた本物の深海映像――海底に眠るタイタニック号の姿に、胸の奥がざわざわするような不思議な感情を覚えたのは、記者だけでしょうか。深い海の世界は、地上や宇宙とはまた違った神秘に満ちているような気がします。

そんな深海のライブ映像を毎日ストリーミング配信しているサイトが、海外にありました。その名も「ノーチラス・ライブ(NAUTILUS LIVE)」。もしかしたら、世紀の大発見を目撃できる……かも!?

【ノーチラス・ライブ(NAUTILUS LIVE)とは】

「探査船ノーチラス号」からの映像を毎日ライブ配信しているほか、これまでの調査で得られた映像・写真・ニュースなどをドドーンと公開しているサイトです。ノーチラス号で海底探査を行っているのは、海洋考古学者ロバート・バラード博士が主宰するチーム。この博士、「タイタニック号」「独戦艦ビスマルク」「空母ヨークタウン」と、次々に沈没船を発見しているスンゴイ方だったりします……!

【沈没船や新種生物が見つかることも】

ノーチラス号の探査ポイントはプロジェクトごとに幾つか存在し、概ね一年かけて調査をしている模様。基本的にライブ映像は淡々とマリンスノーの映像が写っているだけですが、ときには沈没船や新種の生物が発見されることもあるのだとか! そういった珍しい映像や写真は、まとめて閲覧できるようになっています。

【チームには女性も多く、日本人の姿も!】

トップページ下部では、現在ライブ配信されている映像に携わるクルーの姿を見ることができます。船に乗っている人、陸上からサポートする人、機材など、関わっている人がちゃんと見えるのが面白い! 「MEET THE TEAM」をクリックすると、ほかの人々も見ることができるのですが、意外にも女性の姿が多いのが印象的。中には日本人女性もいらっしゃいました。世界の海でこんな仕事をしている女性がいるんだと思うと、なんだか嬉しくて勇気が湧いてきちゃうぜ。

この地球の表面積の7割を占めるという海。その海を日々繰り返し探索して、新しい「何か」を探し続けている人々がいる――ただ水の中を漂っているような映像にも夢があるんだなぁ。壮大なロマンを感じる「ノーチラス・ライブ(NAUTILUS LIVE)」、秋の夜長のお供にぜひどうぞ。

参照元:NAUTILUS LIVE
執筆=森本マリ (c)Pouch

▼不思議な形のタコ。ダンボと言われれば確かに?

▼こちらは新種のクダクラゲ。き、きもい……

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