アフリカ大陸、タンザニアとケニアの国境を流れる川、マラ川。
タンザニアのセレンゲティ国立公園とケニアのマサイマラ国立保護区の間を移動する際、この川を集団で渡ることで有名な、ヌーの群れ。彼らの勇壮な姿をとらえたタイムラプス映像が、動画サイトYouTubeに投稿されておりました。
【数千・数万のヌーの群れが疾走!】
映像を撮影・投稿したのは、イギリス出身のフォトグラファー、Will Burrard-Lucasさん。主に野生動物を被写体とし活動する彼がフィルムに収めたのは、列を成し、砂煙をもうもうと上げ川を渡る、ものすごい数のヌーたち。成獣になると、体重200キロから250キロにもなるというヌーたちが数千ないし数万頭、一斉に走り、泳ぐ姿は圧巻。コマ送りにすることで、彼らの動きに規則性があるということが、よくわかります。
【列を成して川を渡る姿は圧巻】
列を大きく乱すことなく、ただひたすらに、前進。ワニなどによる捕食や溺死など、なにかと危険の多い川渡りですので、皆これほどまでに一丸となるのでしょうが、それにしてもド迫力ですっ。
【視聴者の声】
映像を目にしたネットユーザーのみなさまも、次のように、続々反応を示している模様。
「なんて美しいの……」
「ファンタスティック!」
「このとき一体どれほどのヌーが、ワニに食べられてしまったのだろう」
「素晴らしい」
「あまりにもよくて、もう3回も観ちゃったよ!」
「これほどの数の動物が一斉に移動するなんて、本当にすごいこと。そしてよく観ると、動画の38秒あたりで、ワニによる落後者がいたみたいね」
え? えええ? マジですか! 早速動画をチェックしてみたけれど、記者にはよくわからなかったよ!!
ロンドン自然史博物館とBBCワールドワイドが主宰する、世界で最も歴史のあるワイルドライフの写真賞「Wildlife Photographer of the Year 2014」においても、賞賛を浴びたという同作。上記コメントにある38秒付近に注目しつつ、それではじっくりとお楽しみくださいませ。
参照元:YouTube 、Will Burrard-Lucas
執筆=田端あんじ (c)Pouch