今日、11月10日は「断酒宣言の日」だそうです。仕事や家事、育児のストレスから、ついつい毎日お酒を飲んじゃう……という女性も少なくないはず。だけど、女性は男性よりもアルコール依存症になりやすいらしいので、くれぐれも注意したいのです。
「断酒宣言の日」は、昭和38年に全日本断酒連盟が制定したもの。この日に全日本断酒連盟の結成記念大会が開かれたことと、「11月=November(もう飲めんばー)」、「10(酒止まる)」の語呂合わせにちなんでいるようです。
日本家族計画協会が運営するサイト「ウーマンズヘルス」によると、アルコールを飲む女性が増えるにつれて、急速に増加しているのが女性のアルコール依存症とのこと。はっきりした原因は分からないものの、女性は男性よりアルコール依存症になりやすいと言われているみたい。
アルコールは水より油に溶けにくい性質があり、女性の体は男性より体脂肪が多いのが一般的。そのため、女性の体の方がアルコールが体内に浸透しにくく、血中のアルコール濃度が高くなりやすいのがその理由のひとつだと考えられているんだって。
適量ならば楽しい飲酒も、度を越してしまうと「断酒宣言」しなきゃならない事態になりかねません。気づいたらお酒がやめられなくなっていた……なんてことにならないように、毎日、毎日、とことんまで飲むのは控えたほうがよさそうです。
参照元:全日本断酒連盟、今日は何の日~毎日が記念日~、ウーマンズヘルス
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch