Pouch[ポーチ]

本当ならスゴい!深さ202メートルの海底に酸素ボンベ無しでもぐる男性

2014年11月12日

dive

1982年生まれの32歳、フランス人フリーダイバーのギヨーム・ネリー(Guillaume Nery)さんによる見事なパフォーマンスを、本日はみなさまにご覧いただきましょう。

フリーダイビング、すなわち酸素ボンベが無い状態でネリーさんが飛び込んだのは、西インド・バハマ諸島にある「ディーンズブルーホール(Dean’s Blue Hole)」。同所は、世界一深いブルーホールと言われています。

【不安になるほど深~い穴の中へ】

不安になるくらいに、どこまでも深く深く続く黒々とした穴。そこへ吸い込まれていくネリーさんの、神々しいまでの姿。動画サイトYouTubeに、その全貌が公開されておりました。

【動きとシンクロする音楽もまた美しい】

深さ202メートル、直径100メートル。想像もつかないほど大規模な穴、その縁に立ち、しばらく中を眺めていたと思いきや、ダーーーイブ! ゆっくりと下降していくネリーさんと、彼の動きの呼応するような音楽が、観る者までをも、ブルーホールの奥へ奥へと誘います。

【これをすべて、酸素ボンベ無しで行っているとは……!】

やがて底へと辿り着いたネリーさんは、再び地上を目指すのですが、このときの振舞いがまるで、ロッククライミングさながら。これら一連の動きを酸素ボンベ無しで行っている、そのことを考えると、もう、ため息しかでません……!

【視聴者の声】

再生回数2千万回超え、2010年に公開されて以後、今もなお視聴者が増え続けている同作。驚愕のパフォーマンスを目にしたユーチューブのみなさまは、以下、続々反応している模様です。

「私は30秒も息を止めることができないよ」
「狂気すら感じるわ。音楽も素敵……」
「ただただ素晴らしい」
「YouTubeにあるビデオの中で最高の作品のうちのひとつだと思う」
「偉大なダイバーだわ!」

ふむ、総じて大絶賛ですねぇ。ただし一方で、次のような意見も。

「水圧などを考えると、これをすべて装備無しで行ったとは、考えにくい。ビデオが真実ならば、彼の鼓膜は破れていることだろう」

なるほどね、言われてみれば、たしかにそうなのよね。しかしネリーさんは、113メートルの潜水に成功している世界記録保持者。同作に映っている場所が穴の最底辺、202メートル地点でないのであれば、すべてガチで行っていたとしても、おかしくはないのであります。

残念ながら真相は定かではありませんが、映像作品としては、ぐうの音も出ないほどに見事。いつまでも観ていたくなる映像美を、それではじっくりと、お楽しみくださいませ。

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼大画面推奨!

モバイルバージョンを終了