テレビ番組「ボブの絵画教室」でおなじみ、アメリカの画家、ボブ・ロスさん。
もじゃもじゃアフロヘアとお髭がトレードマーク、ユーモラスな語り口も相まって、国内外で絶大なる人気を集めたボブ先生。同番組は1990年代にBS-NHKでも放送されていたので、ご存知の方も少なくないのでは。
本日ご紹介するのは、そんなボブ先生がひたすら絵筆を洗い続けるシーンのみをピックアップした、マニアックな動画作品です。
【洗って、振り払って、叩きつける!】
ボブ先生が絵を描く際に用いるのは、主に大きめの刷毛(はけ)。これを、水を張ったバケツに突っ込んで洗い、フチを撫でつけるかのように水を切って、左右に振ってさらに水滴を振り払います。
・3分半ひたすらその繰り返し
その後は自身が履いているジーンズに叩きつけてもう1度水を払い、ダメ押しのように、今度はイーゼルに叩きつけて水を払う。この一連の動作がおよそ3分半ものあいだ、延々と流れ続ける、ただそれだけの作品なのよ。
【最終的にはちょっとしたトランス状態に……】
洗って振り払っては叩き、合間にちょこっと描いては、また同じことを繰り返す。様式美すら感じるお決まりの流れを永らく眺めていると、ちょっとしたトランス状態に陥りそうになります。というか、私がそうなりました。
【ツボる人にはとことんツボる1本です!】
誰しも「ずっと見ていたくなる好きな仕草・動作」というものがあるかと思うのですが、おそらく「ボブ先生が絵筆を洗う一連の動作」、コレがこちらの動画を制作なさった方のツボなのでしょう……。それではお待たせいたしました、ボブ先生がひたすら絵筆を洗うその姿を、じっくりとお楽しみくださいませ。
参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch