年末年始、たらふく食べて体が重い。仕事は始まったのに休みボケしてて体がダルい。
そんな皆さんも多いのでは? 私(記者)のそのひとり。そんなときに食べたいのは、体の奥からシャキッと目覚めさせてくれそうなもの!
というわけでやってきたのは四谷三丁目駅からほど近い荒木町。飲食店がズラリと軒を連ねる一角にあるのが、昨年11月にオープンしたばかりのカレー店「Curry&Wine Koume」。なんとこちら、タレントの杉本彩さんがプロデュースするお店なのです!
ここのカレーを食べたら、正月明けでたるんだ私のボディも彩姐さんのようなセクシーダイナマイト(死語)になれるに違いありません。ええ、きっとそうですとも。
【ランチは3種類。選んだのは……】
この日のランチメニューは3種類。「野菜たっぷり こうめカレー」、「京生麩とお揚のドライカレー」、「Koumeのタコライス」……どれもおいしそうで迷う! しかし今日食べたいのは疲れた胃にも負担の少なそうなメニュー。選んだのは、動物性の食材をいっさい使っていないという「こうめカレー」です。
【予想をくつがえす見た目】
しばらくして運ばれてきたカレーは見るからに野菜がたっぷり! 素揚げされたにんじん、パプリカ、ナスたちが色とりどりに輝いています。そして、欧風カレーのような正統派な茶色をしたルーもなんておいしそうなこと! これまで食べたことのあるビーガンのカレーというと甘くてもたっとした感じのルーが多く、今回のもきっとそうだろうと思っていた私。しかしその予想は見事なまでにくつがえされました。
【酸味&スパイシーさにシャキッ!!】
ひと口食べてビックリ! このカレー、ビネガーのような酸味があります。そして、かなりスパイシー! 体をシャキッと目覚めさせてくれるような刺激的な味なのです。まるで彩姐さんが「アタシを甘いだけの女と思ったら大間違いよ!」と高笑いしているかのようではないですか。コクと深みもしっかりあり、動物性の食材を使わず作ってるだなんて信じられないほど。
【まったくのビーガン、なのにこの満足感】
お店の方に尋ねてみると、「ベースは玉ねぎとトマト。玉ねぎは3キロも使い、何時間もかけて飴色に炒めるんです。そうしないと、動物性の食材を使わずにここまで深いコクや甘さは出せないんです」とのこと。手間ひまかけて作られているからこそ、ここまでのコクと深みが出るんですね!
ランチはカレーの他に、スープや付け合わせの野菜、食後のコーヒーor紅茶がついて950円。食材や作り方にこだわりぬいてこのお値段……超オトクだと思います! 残念ながら一度食べただけではとうてい杉本彩バディにはなれなかった私ですが、今後も訪れたいと思える満足度でした。お正月に体内に溜め込んだものをリセットしたいという方は、「Curry&Wine Koume」のヘルシー&スパイシーなカレーを食べに行ってみて!
参照元:Curry&Wine Koume
取材・撮影・執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼お店の外観。路地の奥にあり隠れ家レストラン的な雰囲気
▼ランチの「野菜たっぷり こうめカレー」。これにコーヒーがついて950円!
▼大根おろしの入ったスープ。胃にやさしく身体もあたためてくれるひと品
▼付け合せの野菜。これまた酸味があって食欲をそそる! 箸休めにもピッタリ
▼見てるとどれも食べたくなるから困ります
▼お店の前にはこんなお稲荷さんも。荒木町、風情ある素敵な町でした