あの国民的コミック「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレが……結婚する、ですって!? えええええええ!?
『ゼクシィ』12月22日発売号(1月17日現在発売中)には、あるスゴい付録がついています。その名も「愛と波乱の結婚準備ダンドリBOOK~オスカルとアンドレ、幻の結婚式~」……オスカルとアンドレが、幾多のドラマを乗り越えて結婚準備を進め、感動の結婚式を迎えるまでを描いたマンガなのです! しかも驚くべきことに、池田理代子先生ご本人が描いているんですよ!
付録というにはなんとも豪華な企画ですが、原作ファンの記者(私)としては複雑。だって、愛し合いながらも革命と共に生き、はかなく散って行くふたりが悲しく、だからこそ美しいと思っていたのに……衝撃すぎるでしょう!! いったいどんな内容なんだー!!
【ロマンと書いて、結婚式と読む! オスカルとアンドレのハッピーなアナザーストーリー】
原作では叶わなかったオスカルとアンドレの結婚ですが、今回のマンガでは、無事に結婚式を挙げるまでのいろんなエピソードを、ドタバタを交えたコメディで描いているのだそう。バラは気高く咲いて、美しく散るんじゃなかったの? 先生、本当にいいんですかっ!?
【ダンドリがふたりを襲う! 頼りになるのは先輩たちのアドバイス】
これはなんとしても読まねばと思い、さっそく書店へ。『ゼクシィ』名物の「分厚さ」と「重さ」に、レジでは両手をブルブル、帰り道では足がガクガク……これは幸せの重さ? それとも、人生の重さ!? いろいろ考え込んでしまったけど、今回のおめあてはあくまで付録のほう。
というわけで。結婚式は大変と聞いていたけれど、こんなに「ダンドリ」があるなんて……そんな、結婚式を挙げるにあたって直面する数々の「しなければいけないこと」をわかりやすく解説してくれるのが、このマンガでございます。オスカルとアンドレのドタバタを通じて、「いつまでに、何を決めて行くか」が分かるという仕組みなんです。
オスカルとアンドレの場合は「呼ぶゲストの数が多すぎる」「引き出物の贈り分けに悩む」「会場選定が大変」といった、顔が広い男女ならではの問題が続出します。花嫁が手作りアイテムを担当することを知って焦るオスカルや、変更があるたびに早馬を走らせるアンドレに笑いつつ、結婚式の「ダンドリ」にちゃんと詳しくなれる構成。
アンドレが仕込んだサプライズに涙するオスカルに、ファンの私もホロリ。細かくオスカルに気を配ってくれるアンドレは、優しくていい主夫になりそう……。正直うらやましい! 読者である先輩花嫁、もとい、先輩 “ばら” 嫁たちの波乱のドラマも面白く、「ほうほう……」とうなずきつつ、すみずみまでタメになります。
【ハッピーなムードに胸いっぱい、なんだか結婚したくなってきた!】
ページをめくるたびに、ピンクの幸せオーラが広がっていきます。ニブい私でさえ「結婚かあ(ホワワーン)」と、いつの間にかすっかりその気に!! オスカルとアンドレにあやかって、この付録が役立つ日が来ますように〜!
参照元:ゼクシィ
執筆=はちやまみどり©Pouch
▼今回も期待を裏切らない分厚さ!!
▼付録の franc francとのコラボ印鑑ケース&印鑑マットがセンス良い♪