Pouch[ポーチ]

自称 “お菓子作りうまい” 私が「cuoca」のキットで手作りした結果 / プライドがずたずたになった

2015年2月12日

cuocasweets21幼少のころから母によるお菓子作りの英才教育を受けてきたわたし(記者)、29歳。おかげさまで、手作りお菓子は一通り作れるようになりました。クッキーからマフィン、パンやピザにいたるまで、けっこうおいしいいじゃんと好評なんです。

最近どうもお菓子作りにおいて「天狗モード」になっているそんな自分を戒めるべく、敢えての初心者用の手作りバレンタインキット、cuokaの「ずっとなかよし♥2色のうさくまクランチポップ」と「ハートとろける濃厚プチガトーショコラ」を使用してみました!

「いやいや、逆にキットとか使ったことないし、これ使うの初心者だから(にやにや)」とたかをくくって挑んだわたし(記者)ですが、結果、記事にするにも痛ましい微妙すぎる作品を作り上げたよ☆ 

割高だけど時短・便利なcuoca商品


使用した手作りバレンタインキットは製菓材料と道具の専門店cuocaの「ずっとなかよし♥2色のうさくまクランチポップ(税込1,080円)」と「ハートとろける濃厚プチガトーショコラ(税込1,296円)」の2種類。若干割高感が否めませんが、あらかじめ同封してある材料は計量されてあり、テンパリング不要扱いやすい国産のこだわりチョコレートを使用しているので、かなりの時短につながります。

さらにキットにはお菓子に合ったラッピングも一緒に入っているので、これひとつ買っておけば、翌日すぐにばらまけちゃいます。

【楽勝過ぎたガトーショコラ】

無塩バター、たまご、牛乳を用意。基本的には混ぜていくだけなのでとっても簡単にできました。40分でできるとありますが、手際のよさによっては焼く時間を入れても25分でできちゃうというなかなか優秀なガトーショコラです。

味はやや大人向けの苦いお味なので小学生の彼を射止めるのには別のキットを使った方がよさそうです。ラッピング袋のタグにはメッセージを書けるスペースがあるので、そこに想いの丈を綴ってしまいましょう。

【問題なのはうさくまクランチポップ】

こちらも、要はチョコレートを溶かして型に入れ、冷蔵庫で冷やしたらチョコペンで顔を描くという一見超お手軽なもの。チョコレートはストロベリーとキャラメルの2種類で、味見したらとってもおいしかった! しかし、チョコレートが若干少なかったせいか、ストロベリーの5本目は途中でチョコレートがなくなってしまいました。

それでも、ここまではズボラで雑なO型のわりには、なかなかいい感じ。冷やしたあと型から出してみると、ツヤツヤのうさたんとくまたんが♪ しかし、チョコペンが非常に曲者でした。ズボラで雑なO型がどんなに真剣にやっても、チョコペンが大暴走。出来上がり完成図とはだいぶかけ離れたうさたんくまたんの完成です。

【ウルトラC級の激ムズだったベイマックスの顔】

そこで、急きょベイマックス仕立てに変更。2回目のキャラメルでは、ほとんどを耳なしにし、あの顔を再現しようと試みました。「ベイマックスのキャラ弁が簡単すぎる」というとある記事を思い出したからです。し、しかーし、チョコペンにおいては、ベイマックスの難易度はウルトラC級の激ムズレベル。目はいいのですが、真ん中のラインがどうしても細く描けず、結果、ベイマックスといえない微妙な仕上がりに。

敗因は明らかにチョコペン。チョコペンさえ使わなければ、義理チョコとしてぎりぎり渡せるものになるはずだったのに……。ズボラで雑なO型のみなさん、ここぞというときは、絶対にチョコペンを使ってはなりませぬぞ! 

【職場で配れないレベルの下手くそ感】

さて、「ガトーショコラ」は本命用、「うさくまクランチポップ」は義理チョコ用らしいのですが、多少の茶目っ気が許される本命用はとにかく、30歳近くのすっかり大人な私が、こんな微妙な手作りチョコを職場で配れますかって話ですよ。たとえ、わたしが若さあふれるピッチピチの美人中学生であっても、クラスの男子にこんなの配ったら、ドン引きどころの騒ぎではないはず。

【人件費抜いても1本100円越えに涙目】

こんな義理チョコをどんな顔して配れってんだ! さらに、卑しいながらキットの値段から1本当たりの材料費を計算してみると……このクオリティで1本108円なり。涙出てきた。しかも人件費は抜きでって。これなら、スニッカーズの方が絶対喜んでくれるよね。悪いのはわたしなんだけどね。

【29年築き上げてきたプライドがずたずた】

周りには特技がお菓子作りと吹聴していて、最近ではアイシングにも手を出し始めたにもかかわらず、まさかチョコペンでこんなにひどい作品が出来上がるとは……と、完成後に台所でひざから崩れ落ちたわたし(記者)。

手作りバレンタインキットだけで、29年かけて築き上げてきたプライドがこんなにもずたずたになるとは、正直驚きました。

参照元:cuoca
料理・撮影・執筆=黒猫葵 (c)Pouch

▼まずは「濃厚プチガトーショコラ」!

▼バターとチョコレートをレンジでチン

▼まぜるとこんな感じ

▼かき混ぜた卵に牛乳を入れてさらに混ぜる

▼ガトーショコラミックスを加える

▼先ほどレンチンしたチョコレートも加える

▼型に入れて、160度で16~18分で完成!

▼完成!

▼冷めたら粉砂糖をふりふり

▼なかはふわっふわ!

▼問題なのはうさくまクランチポップ

▼レンチンして、混ぜ合わせ、コーンフレークを加える

▼型に流し込んで…

▼冷蔵庫で冷やしたところまでOK

▼コチラが完成した作品

▼ひ、ひどすぎる・・・!

▼何かが違う

▼誰にもあげられない結果に

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