『アナと雪の女王』の黒板アートってご存じですか。今年1月、れなれなさんという女子高生が学校の黒板にチョークで描いたアナ雪の絵。それを写真に撮ってTwitterにアップしたところ、大反響を呼んだという話題の作品です。
そのれなれなさんが4月24日に発売される宮部みゆきさん最新単行本『過ぎ去りし王国の城』のカバーイラストを描いたことが発表され、ますます注目を集めています!!
まず『過ぎ去りし王国の城』の内容とは……。
【男子中学生が主人公のファンタジー作品】
主人公は中学3年生の男の子・尾垣真。ひょんなことから中世ヨーロッパの古城のデッサンを拾い、そのうち絵の中にアバター(分身)を描きこむと自分もその世界に入れることを知る。美術部員の珠美と一緒に冒険するうち、塔の中にひとりの女の子が閉じ込められていることを発見。そして、それが十年前のある失そう事件に関連していることが分かり……。
こんなワクワク、ゾクゾクするストーリーの社会派ファンタジーとなっています。
【ヨーロッパの古城で何が起こる!?】
れなれなさんは今回、同作に登場する「ヨーロッパの古城」をイメージした絵を制作。6時間かけて描いたのは、長い歴史を知っているであろうまさに古城。チョーク1本で描いたとは思えない緻密さで、何かが起こりそうな雰囲気が漂っています。発行元のKADOKAWAが今回の作品のイメージにピッタリということでオファーしたとのことですが、小説の方も一段と楽しみになってきますね!
【淡い水彩画も得意なれなれなさん】
ちなみに、れなれなさんは小さいころから絵を描くのが大好きで、高校では美術部に所属。自身のTwitterではほかの作品も公開しているんですが、淡いあじさいの水彩画などアナ雪や古城とはまったくタッチの違った作品も描いています。「yumekui」というオリジナルブランドでグッズの販売も考えているそうで、今後の活躍も楽しみです。
参照元:PR TIMES れなれなTwitter
執筆=シナモン (c)Pouch
▼これが『アナ雪』の黒板アート!! 「すごいっっ」の一言です
▼チョーク1本で描いたとは思えない、この世界観