「持ち帰り弁当」というと、「野菜が少なくて油っぽくて量が多くて、ちょっと敬遠しちゃう……」という女の子、少なくないのではないでしょうか。そう、記者もそうなんですよねぇ。でも最近「食べてみたい!!」と思うお弁当を発見しました~。
それは「Hotto Motto(ほっともっと)」と「タニタ」がコラボしたという「タニタ監修弁当」!! 今年1月に都内限定で販売したところ人気を集めたことから、4月から全国販売がスタートしたばかり。おいしくってヘルシーと話題になっているけど、ホントのところはどうなの……? ということで実際に食べてみることにしましたっ!!
【「タニタ監修弁当」メインは日替わり3種類】
まず「タニタ監修弁当」とはどんなものか押さえておくと、タニタ社員食堂のレシピコンセプトに基づいて、1食あたり500kcal以下、塩分3g以下、約130gの野菜を使用したお弁当。
メインのおかずは「甘酢あんかけ」「八宝菜」「カレー炒め」の日替わり3種類。副菜は「さしみこんにゃく」「菜の花」「卯の花」、ライスは「金芽ごはん」にミネラル・食物繊維を含む十六穀をプラス。内容を見ると、食べごたえがありそうなメインに体によさそうなおかずとごはんの組み合わせですが……さて実食です!
【「甘酢あんかけ」を食べてみた】
まずは「鶏肉と野菜のさっぱり甘酢あんかけ」。最初に気になったのはお弁当の大きさ。量はちょっと少なめなのかな~と思っていたのですが、容器は18センチ×24センチで通常サイズで、決して量が少ないわけではなさようです。
「甘酢あんかけ」を食べてみると……玉ねぎ、レンコンはシャキシャキ、パプリカは甘みがあり。にんじんはしっかり歯ごたえあり、というかちょっと硬い!? 野菜はカットが大きめだなと思ったのですが、これは食感が残るように工夫だそう。鶏肉は脂身の少ないムネ肉ですが、衣がフワフワしていて満足感あり。
味付けはやや薄めですが、お酢を利かせてさっぱり仕上げられたおいしい一品です。ただ、パイナップルが3切れ入っていてちょっと気になったのですが(1切れでもいいような気が……)、これは塩分を抑えたぶんバランスを取るためだそう。なるほど~。
【おかず・ごはんにもこだわり】
「さしみこんにゃく」「菜の花」は酢みそをかけていただきます。淡泊ではありますが、さしみこんにゃくはトゥルントゥルンの食感が楽しく、菜の花は独特の苦みが春を感じます。「卯の花」は見るからにヘルシー。「ごはん」はやや少なめですが、思ったよりもふっくらしていました。これでカロリー317kcal、塩分1.9g!
【腹八分目】
食べ終わった直後、ちょっと物足りないかも……と思ったのですが、「あ、これが腹八分目だ。これでいいんだ」と思い直した記者。いつものお持ち帰り弁当は正直に胃にもたれる感があるのですが、タニタ弁当はそれがないっ! 適度な満足感が得られました。
全体的にうす味なので、こってりが好きな人や男性は満足できないかもしれませんが、さまざまな工夫で旨みも感じられますので、女性やダイエット中の人、カロリー調整をしなければならない人にはオススメ! これだけカロリーが低いのにお肉や炒めものがしっかり食べられるって、こんなうれしいことはありませんっ。
【ガツガツ食べたい人には「八宝菜」!!】
ちなみに、「豚肉とたっぷり野菜の八宝菜」は、フタを開けた瞬間から、中華のいい香りが漂い、お腹がグウゥゥ~。八宝菜は野菜が多めですが、お肉もしっかり入っていて、これが336kcalだとは信じられない~!! という感じ。
【みんな大好き「カレー炒め」】
「いかと彩り野菜のカレー炒め」は、まず漂ってくるカレーのにおいで食欲がわきます。野菜はシャキシャキ、イカはやわらかく、適度にスパイスが利いていて、だれもが好きな味に仕上がっています。カロリーは316kcal。
ご紹介した「タニタ監修弁当」はすべて550円(税込)で、全国のHotto Mottoで発売中。タニタ食堂がない地域に住む記者にとっては、タニタの味が手軽に食べられるというのもうれしいポイントでした。タニタ食堂には行けないけれど……という人もぜひ食べてみて!!
参照元:Hotto Motto プレナス
撮影・執筆=シナモン (c)Pouch