フランス料理でよく耳にする「ジビエ」。狩猟でとった野生の鳥獣肉のことで、日本では古くからイノシシ、シカ、鴨などが食べられてきました。
けれど、まだまだ私たちが味わったことのない絶品ジビエ肉は存在するようで。近々、「幻のジビエ肉」と言われる上質なムジナ(穴熊)肉を使ったすき焼き専門店「むじなや」が渋谷にオープン……するかも!
というのこれ、まだ決定したわけではなくて、可能性の話。現在、出店に向けて会員募集クラウドファンディングプロジェクトが始まっているんです!
【なぜ、ムジナのすき焼き!?】
それにしても、なぜムジナ肉!? このプロジェクトの実行者、株式会社LD&K代表の大谷秀政さんによると、きっかけは九州在住の猟師「高田健吾」さんとの出会いによるものだそう。
高田さんの「シカやイノシシは結構流行ってきて流通しているのですが、それらよりも10倍旨い肉がある」との言葉を聞き、実際に試食してみたところ、ムジナ肉は圧倒的に脂が載っていて、肉の旨味が強くコクがあり、想像以上に絶品だったとか! しかも、「これをすき焼にして食べるのが、猟師たちの間で密かな究極ご馳走」だそうで……。
【ムジナ肉の安定的な供給のために】
しかし現在、ジビエ肉としては一般的な認知がされていないムジナ肉。そのため需要が少なく、国内流通がままならないのが現状。そこで会員募集クラウドファンディングプロジェクトにして、事前に会員数を把握し、安定的で無駄のない需要を確保したいと考えているとのこと。
【会員になるとどんな特典が?】
支援は10800円から4コース。たとえば支援10800円コースの場合、オープンから1年間は会員証持参で飲食代を一人定額6000円(税抜)で提供してもらえるそう! 飲み放題込みでこの金額はかなりオトクかもしれません。
6月14日現在、65人の支援があり、目標金額150万円のうち91万円近くに達しています。募集期間は7月10日18時まで。国内初のムジナ肉のすき焼き専門店「むじなや」、興味がある人は支援を考えてみては? 情報発信地「渋谷」から新たなジビエカルチャーが誕生する日も近い!?
参照元:Makuake、PR TIMES執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼オープンは7月中旬を予定。ロゴもすでに決定してる様子