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村の雨ごいの儀式で「ドラえもん」が大活躍 / 干ばつに悩むタイでは「いないと始まらない」レベルらしい!!

2015年6月30日

dora
日本を飛び出し、今や知名度は世界レベル! 大人気のネコ型ロボットドラえもん。「微笑みの国」タイでは、ドラえもんがかなり重宝しているようなんです。

愛されている、というより「重宝」。一体どういうこと……? 調べてみたら、衝撃的な事実が発覚しました!

タイのテレビ局「チャンネル3」フェイスブックによれば、ドラえもんはなんと、雨乞いの儀式(!)に使われているんですって!! でもまた、どうしてドラえもんが?

【本来はネコを用いる儀式なのですが……】

タイ北部プレー県ノンムアンカイの村には、畑や田んぼに雨を呼ぶための雨乞いの儀式「hae nang maew」というものが存在しており、その内容は「カゴに入れたネコを神輿のように担ぎながら歌い踊り、練り歩き、祈りをささげながら猫に水をかけ続ける」といったもの。

【動物虐待を防ぐため、急きょお声がかかった “ドラえもん” 】

今年、雨不足により干ばつ状態が続いているタイ。雨ごいの儀式を行いたいところだけれど、従来のやりかたでは、どう考えても動物虐待に関する法律に引っかかってしまうもの。水をかけ続けるだけでなく、暑い日差しの下に長時間置くこともやはり望ましくないことは確か。

そのため急きょ、ネコ型ロボットのドラえもんが招集されたみたいよ。

【実は “雌ネコ” じゃなきゃいけないらしいんだけど……】

この儀式、本来は雌のネコが用いられるんだそう。となれば、ドラえもんじゃなく、むしろ、ドラミちゃんが適役なのよね……。

【ツイッターの声「大長編ドラえもんでありそうな光景だ」】

とにもかくにも、なんとも意外なドラえもんの活用方法。このニュースに、ツイッターユーザーのみなさまも、続々と反応を示しているみたい。

「カゴの中の悲壮感漂うドラえもんやばい」
「ロボでも有効なんかよ、雨乞い」
「猫型ならなんでもいいんだな」
「大長編ドラえもんでありそうな光景だww」
「たぬきではなく猫だと認識してもらえたドラえもん」
「天国の藤子・F・不二雄先生もビックリだなあ」
「数百年後にルーツが忘れ去られて謎の儀式になっててほしい」
「これでまた雨が降ったっていうからやばいよね。にしてもドラえもんて」

【ビックリ! なんと効果があった!!! 】

そうそう、そうなんですよ。「チャンネル3」によれば、この儀式の後、黒い雲が空を覆い尽くしたそうなんですよ……! ドラちゃんゴイスー!

それにしてもドラえもんで効果があるのなら、もはやなんでもいいのでは……そんな思いが脳裏をかすめるびっくりニュース。いずれにせよドラちゃん、異国の地にも関わらず、タヌキではなくネコだと認識してもらえて、本当によかったね~っ。

参照元:Facebook/チャンネル3
執筆=田端あんじ(c)Pouch

▼ドラちゃんのお腹をよ~く見ると、世界一有名なネズミさんの姿が……!



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