夏は、生野菜がとりわけ美味しく感じる季節です。
去年、大ヒットした「ファミマのとろーり豆腐」を自作してみた記者、今夏はこれを応用して「とろとろ豆乳ドレッシング」を考案しました。
クリーミーで濃厚、おなかいっぱいになるのに、豆乳だからとってもヘルシー。ペットボトルを振り回すのも、ちょっと楽しい。しかも、レンジで作れちゃうので超カンタンなんですよ!
用意するものは、豆乳、ゼラチン、空のペットボトル、これだけです。
■ 豆乳とゼラチンを混ぜて、レンジでチンしよう
まず、ペットボトルに豆乳を移し替えて、ゼリーを作る固さの半量のゼラチンを入れて、ブンブン振り回します。今回は、200mlの豆乳1パックに、ゼラチン2gを入れました。
ゼラチン5gに対して250~300ccのゼリーができるので、ゼラチン5gを使い切ってしまいたい人は、豆乳を500~600mlにして、ペットボトルを2本用意してください。
振り回した豆乳を今度は耐熱容器に移して、レンジでチンします。温めている間、レンジの前を離れずに見張っておいて! 豆乳をレンジであたためていると、突然ふきこぼれることがあるのです。よそ見は厳禁、スマホを覗くのもダメですよ。
豆乳の表面が泡だってきたら、すぐにレンジの扉を開けて、豆乳をさきほどのペットボトルに戻します。ですが、熱いままペットボトルに入れると、ペットボトルが変形することがあります。必ず人肌程度に冷ましてくださいね。ホット用のペットボトルなら大丈夫ですよ。
そして、このペットボトルを冷蔵庫へ。固まるのを待ちましょう。
■ 固まったら、シェイクしよう
豆乳が冷えると、ペットボトルの中でフルフルになります。
これを、また思いきりシェイクすると、シーザードレッシングみたいなトロトロの豆乳ドレッシングができあがり。これから味付けをします。
抜群の相性なのは、濃縮タイプのめんつゆですが、明太子やなめたけで味付けするとさらに豪華。シンプルにクレイジーソルトも美味しいですよ。
■ 注意点だよ!
この、トロトロ豆乳ドレッシングを作るときに注意することが2点あります。
1 豆乳の量
まず、使う豆乳はペットボトルの容量の2/3以下にすること。ギリギリまで入れてしまうと、振っても崩れないので、「固まった豆乳がペットボトルから出てこない……」という悲しい事態が起きてしまいます。
2 味付けは一番最後に
続いて、味付けはいちばん最後、豆乳ドレッシングをサラダにかけた上から行うこと。最初から味付けをしたほうがラクに感じますが、そうすると、どうも味気ないんですよ。後がけで美味しいと感じる倍量くらいの調味料を入れないと味が出ないので、最後に味付けしてくださいね。
普通のドレッシングとはちょっと違う、この豆乳ドレッシング、酸っぱい味が苦手な方にもオススメです。夏の楽しいサラダタイムをお過ごしくださいね!
撮影・執筆=綾部 綾 (c)Pouch