ビアガーデンに海の家、バーベキューに花火大会など、夏はビール好きにはたまらない季節です。休日には昼間からゴクゴクしちゃいたい気分! でも女子のなかには「ビールの苦みがちょっと……。」「ジュース感覚で飲めるサワーやカクテルの方が好き」という方も、いらっしゃることでしょう。
ビールと果物を混ぜたら、ビール派もカクテル派も満足できそうな「なんちゃってフルーツビール」ができちゃうんじゃないの!?
思い立ったが吉日、果実感たっぷりのフルーツビールが自宅でも作れるのか、実験してみることにしました。
【ハイネケンとヒューガルテンホワイトを使って、いざ実験! 】
調べてみると、市販の「フルーツビール」はアルコール度数5%以下のものが多い模様。度数が低い方が、サラッと仕上がるのかもしれません。
そこで、アルコール度数5%の「ハイネケン」と、4.9%の小麦のビール(国内では発泡酒扱いですが)「ヒューガルデン ホワイト」を購入してみました。
ちなみに「ヒューガルデン ホワイト」の本場ヨーロッパでは、ヒューガルデンをベースにしたフルーツビールがたくさん出回っています。そもそもヒューガルデンはオレンジピールが配合されたビールだし、ヨーロッパではレモンを入れて飲むし、きっとフルーツによく合うはず……!
用意したのは、ハイネケン、ヒューガルデン ホワイト、今が旬の桃、オレンジ、レモン、そしてミント。
まずはフルーツをカットします。
グラスに果物を入れて、ビールを注ぎ入れれば完成……のはず。
ハイネケンで作ったほうから味見してみましょう。
おぉ! これは、そのまま飲むよりもずっとフルーティーな仕上がり!! 柑橘系果物の甘さがビールの苦みを中和している感じです。ミントの香りも調和して、かなり爽やか。
それでは続いて、ヒューガルデンに参りましょう。
あ……あれれ? もともとヒューガルデン自体がフルーティーなせいでしょうか、フルーツの良さがそれほど分からないかも。これはちょっと意外な展開です。
ビールを注いでしまったら、なるべくすぐに飲むのがおすすめですが、10分ぐらい経ってから飲むと、どちらもフルーツの味と香りが引き立つ感じがしました。本気でビールが苦手な方は、オレンジを絞って加えると飲みやすくなりますよ。
フルーツが入ると、ビールも一気に女子の飲み物っぽくなります。ビール好きな方はもちろん、苦手な方でもきっと楽しんでいただけるはず!
撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch