とうもろこし畑に突如現れたのは……ふ、不思議の国のアリス!?
ご紹介するのは、米マサチューセッツ州の農園「Mike ’s Maze」。こちらで毎年造られているという、とうもろこし畑の迷路「コーンメイズ(Corn Maze)」のクオリティーが、そりゃあもう腰抜かしちゃうほどに素晴らしいんですわ……!
【アメリカやカナダではポピュラー「コーンメイズ」】
およそ9600坪にもおよぶ広大なとうもろこし畑に今年出現した、超巨大な「不思議の国のアリス」迷路。
なんでも「コーンメイズ」、アメリカやカナダではポピュラーな試みで、背の高いとうもろこし畑のある場所では、いたるところで迷路が作られているらしいのですが……これだけのレベルのものは、そうそうないはず。
【農園誕生のきっかけは、20年前のクリスマスパーティー】
農夫のMike Wissemannさんと、アーティストのWill Sillinさん。友人同士だったふたりがこちらの農園をオープンさせようと思い立ったのは、今から20年前のクリスマスパーティーの日のこと。
【GPSを使って迷路を造るんだって!】
開園当時から「コーンメイズ」を試みのひとつとして考えていたという彼ら。まずWillさんが迷路を設計し、その後は四輪バギーとGPSを使用して、最初の巨大迷路を完成させたのだそうよ。
【技術は脈々と受け継がれている模様】
そして今年、「不思議の国のアリス」迷路を手掛けたのは、 農夫Mikeさんの息子 Davidさんと、その妻Jess Marshさん。
長きに渡ってWillさんのテクニックを学び、それらを無事引き継いだ彼らは、世界が注目せずにはいられない秀作を、見事造り上げることに成功したのでした。
【ネットの声】
誰もが目を見張るその出来に、ネットユーザーのみなさまも続々コメント。
「!」
「行きたい!!」
「これどこ」
「私、不思議の国のアリスだいっっっ好きなのよね!」
「素敵」
「びっくり。今まで見てきた迷路の中でナンバーワンよ」
「最初見たとき、でっかいビーチタオルかと思った……」
「本当に素晴らしい」
【過去作品も要チェキラ☆】
なお「Mike ’s Maze」、過去には、かのサルヴァドール・ダリや、アインシュタインをモチーフにした迷路。さらにはアンディ・ウォーホルの作品でおなじみ、キャンベルスープ缶をモチーフにした迷路など、数多くの名作迷路を完成させている模様。
これらを見たいというあなたは、「Mike ’s Maze」フェイスブックを今すぐチェック。収穫前のひとときにしか愛でることができない、大地の恵みを存分に活用した芸術作品を、心ゆくまでお楽しみくださいませ!
参照元:Mike ’s Maze、Mike ’s Maze Facebook
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼昨年2014年は「The Raven(大鴉/おおがらす)」
▼2013年 芸術家「サルヴァドール・ダリ」
▼2012年 ジャン=フランソワ・ミレーによる絵画「種まく人」
▼2011年 米辞書編纂者&教育者「ノア・ウェブスター」
▼2010年「キャンベルスープ缶」
▼2005年 理論物理学者「アインシュタイン」