地面に置かれたカメラへ、おそるおそる近づいてきたのは、一頭のグリズリー。ハイイログマとも呼ばれるこのクマは、北アメリカに生息するクマ科の大型動物で、ヒグマの一亜種です。
カメラの存在を恐れているのでしょうか、どこかオドオドした様子のグリズリー。
しかしこの後が予想外、心臓が縮みあがってしまうような展開が待ち受けているのです。
【GoProを使って撮影された生態調査用の動画ですが……】
米ウェアラブルカメラブランド「GoPro」によって動画サイトYouTubeに投稿された作品を撮影したのは、ナチュラリストのブラッド・ジョセフ(Brad Josephs)さん。
「Bears&Beyond」という団体の代表を務めるジョセフさんは、米アラスカにおいてクマやオオカミなどの生態を調査し公表。彼らに対する正しい認識を広め、保護するべく、活動されています。
【カメラに近づいてきたと思ったら……!!】
そんなわけで、同作が撮影された場所も、アラスカ。
ためらいがちに、ゆっくりとカメラに近づいてきたグリズリー。すると次の瞬間、思いっきり右手をスラップ、カメラをぶん殴ったではありませんか……! ひいい、当たり前だけれど、ものすんごい力だわ……。
【視聴者の声】
ド迫力の映像に、視聴者のみなさまも続々コメント。
「カメラについた人間のにおいに反応したんじゃない?」
「撮られてるって気が付いたから、殴ったんだよ」
「クマって雄大だなぁ」
「強い」
「顔を叩かれたような気分になった……」
「ちょっと待って、撮影者の人、このとき近くにいたってことだよね?」
【クマのすぐそばにいることにビックリ】
そう、なんですよね……。動画を最後までご覧になっていただければわかると思うのですが、撮影していたジョセフさん、クマのすぐそばにいるんですよ……。
それを知ると改めて、背筋が寒くなる。クマのパワーを目の当たりにできる同作を、それではじっくりお楽しみくださいませ!
参照元:YouTube(GoPro)
執筆=田端あんじ (c)Pouch