青空と土管をバックに空を見上げている男女数名と、猫1匹。
この面々、どこかで見たことがある格好をしているんだけど……いや、まさかね。そんなわけないよね。お願いだから、違うと言って……!!
思わずそう願わずにはいられない画像が投稿されていたのは、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」。
このメンツはおそらく、日本が世界に誇る、名作漫画&アニメ「ドラえもん」のキャラクター。のび太にジャイアン、スネオにしずかちゃん……だよね? 全員子供じゃなくて、大人の風貌してるけども。
【ドラえもんは猫だし、ウルトラの母はいるし……】
そして最もツッコミどころ満載なのは、ドラえもんらしきキャラクターが、本物の猫であるという点! 加えてポスターの端っこには「ウルトラの母」らしき人物までもが写りこんでおりまして、もはやなにがなんだかわかりませんっ。一体なんなんだよこのカオスは~~~!!
【「予告編も公開されている」とな!?】
さらに情報を得るべく、ウェブサイト「人民網日本語版」をチェックしてみたところ、どうやらこの画像、中国発・「ドラえもん」実写映画のポスターのよう。タイトルは「拝託啦小叮当」、すでに予告編も公開されているというのですっ。
【引き出しから、猫登場】
ってなわけで、さっそくウェブサイト「Youku 优酷」に投稿されていた予告編を視聴。
我々日本人にとって見慣れた、のび太の部屋らしき場所。そこでグースカ眠りこける、のび太らしき青年(しつこいけど大人です)、彼の前に現れたのは……猫! しかも首の鈴、毛糸で編まれた偽の鈴じゃん! でもこの猫、本家・ドラえもんさながら、引き出しの中から登場してるよぉっ……!!
【最後のBGMでズッコケます】
予告の最後、「ドラえもん」でおなじみのBGMが流れるのですが、それでどうにか「ドラえもんだとわかる」と言いますか……もうね、とにかくそのくらいのデフォルメ具合。「ドラえもん史上初、本物の猫を使用!」って、いいんだか悪いんだか。そもそもドラえもん、猫じゃなくて、猫型ロボットですし。
【ツイッターの声】
衝撃的すぎるその全貌に、日本のツイッターユーザーたちもザワザワ。
「なんだよ……左にいる内田裕也みたいなウルトラマンは……」
「このドラちゃんの配役はいっそ清々しいですねw」
「ジャイアンがザキヤマにしか見えない……(笑)」
「しずかちゃんのクオリティーは高い」
「学園祭みたい」
「ドラえもんどこ!?」
「中国でドラえもん実写化するんだww待ってwwなんでウルトラマンいるのww 」
「ドラえもん(猫)の投げやり感と謎のウルトラの母のせいでカオスな映画になりそう」
「俺はアリ。ウルトラの母みたいな奴は謎だが」
「 “本物の猫” 云々よりもっと気にしないといけない奴が写ってる気がするんですが」
「いろいろ言いたい事があるけど、突っ込んだら負けっぽい」
……みなさまやはり、ウルトラの母らしき人物が気になっているようですね。いやそりゃ、気になるよね。果たして劇中、どういった役どころで登場しているのでしょうか、この人……。
【観たくなりますよね、逆に】
どこからツッコんだらいいのやら、もはやわからない。著作権などはどうなっているのか、その点も今のところ、よくわからない。奇想天外すぎる中国版・実写映画「ドラえもん」、その詳しい内容が、ある意味ものすご~く気になります。気になりすぎます!
参照元:Youku 优酷 、微博 、人民網日本語版
執筆=田端あんじ (c)Pouch
中国で公式に実写化されることとなった映画「ドラえもん」。ドラえもんが、本物のネコだ。まぁ100歩譲ってそれはいいとして…なんだよ…左にいる内田裕也みたいなウルトラマンは… pic.twitter.com/8hwUM6GN9l
— 大内ライダー (@Ohuchi_RIDER) September 22, 2015
中国でドラえもん実写化するんだww待ってwwなんでウルトラマンいるのww pic.twitter.com/sMHsY7gkKu
— しらっちょ (@UncleBomb_HQ) September 22, 2015