「anan」「POPEYE」「オリーブ」「BRUTUS」など、名だたる有名雑誌を世に生んだマガジンハウスが、今年で会社設立70周年を迎えます。その記念すべき節目である2015年、富士重工業株式会社「レガシィ」の協力のもと、『relax特別復刊プロジェクト』に取り組むことを発表。
2006年に惜しまれつつ休刊となった伝説の雑誌「relax」が、来年2月に特別復刊するんですってよーーー!!
【フリーペーパーが配布されるらしいゾ】
10月1日(木)に立ちあがったばかりの「relax特別復刊プロジェクト」オフィシャルウェブサイトには、誌面についての詳しい情報がまだ掲載されていない模様。
ただひとつ、「10月29日(木)からフリーペーパー限定配布」という気になる記載がありまして。こちらの続報が待たれるところです。
【そもそも「relax」ってなあに?】
創刊時第1期を経て、2000年、岡本仁編集長のもと復刊。その後すぐさま人気を博し、やがて “ひとつのムーブメント” を作り上げた雑誌、それが「relax」。
グラフィティアート、スケートボードなどのストリートカルチャー、裏原宿の隆盛といった、当時の東京を熱くしていたさまざまなカルチャーとも絶妙にシンクロ。
時代の流れに敏感な若者たちの心をガッツリ掴んで離さなかった、独創的な姿勢を貫く内容で、休刊になってからも、なおその素晴らしさを語る “relaxチルドレン” は、未だ数多く存在します。
【復刊に携わるメンバーがものすごい】
復刊を待ち望む声が今なお届き続けているという同誌のカムバックは、そのときを待っていた者にとっては一大ニュース。
編集長には、現GINZA編集長であり、relax元副編集長を務めた中島敏子さん。副編集長には、現GINZA副編集長にして、relax元副編集長の横山佐知さんが就任。
さらに、アートディレクターにはrelax元ADである小野英作さん。エディタースタッフには、先ほどチラリと触れた、relax元編集長にしてランドスケーププロダクツの岡本仁さんが名を連ねているとあって、否が応にも期待は増すばかり……!
【公式フェイスブックもチェックするべし】
なおオフィシャルサイトとともに誕生した公式フェイスブックにおいては、今後、懐かしのバックナンバーが公開されるという情報も。
「まだまだ先」と思いつつも、気が付いたらあっという間にやってきそうな、特別復刊の瞬間。パワーアップした「2016年のrelax」のお披露目が、とーっても待ち遠しいですねっ。
参照元:「relax特別復刊プロジェクト」オフィシャルウェブサイト 、「relax特別復刊プロジェクト」Facebook 、アットプレス
執筆=田端あんじ (c)Pouch