「ラビッ妻(つま)」。この言葉から、あなたはどんな “妻” を想像するでしょうか。
セクシャルヘルスケアブランド「エルシーラブコスメティック」が運営する恋愛ニュースサイト『ラブリサーチ』が生みだしたこのニューワードは、妻の “うさぎ化” を意味します。
うさぎ化とはすなわち、「性欲の増進」。うさぎは動物界でもっとも性欲が強い動物と言われており(人間に対してさえも発情することがある(!)んだそうな)、これになぞらえて「結婚後に性欲が高まっている妻」を「ラビッ妻」と名付けたとのこと。
そして、こんな斬新な表現を提示している同サイトがこのたび行ったのは、20代から40代の「ラビッ妻」618 名を対象にした「夫婦の “夜の営み” 」に関する調査。
【「ヒトリ科」「フタリ科」、あなたはどっち?】
まずは「ラビッ妻」を、1人で性欲を満たす「ラビッ妻ヒトリ科」とパートナーと満たす「ラビッ妻フタリ科」に、分類・考察。年齢を重ねるごとに「ラビッ妻」化する傾向にある女性たちの本音や、果たしていかに。あなたが同じ既婚者であろうともはたまた未婚であろうとも、こちらの内容、かな~り気になるでしょう?
【夫が「パン旦那化」している】
と、ここで。調査結果の発表の前にまず、知っておいてほしいことをひとつ。
実はこのたびの調査は第2弾、第1弾の調査では「夫婦のセックスレス問題」の原因を明らかにしており、そのひとつとして、夫が「パン旦那化」することが挙げられています。
【「パン旦那」って一体なに!?】
「パン旦那(だんな)」とは、夫婦の夫がパンダ化すること。パンダ化とは「性欲の減退」を指し、それは彼らの発情期がとても短く、3カ月から6カ月の間に3日から1週間程度、と言われていることからきている模様。
なお今回の調査では「昔と比べて性欲が強くなったと感じる」女性は73.6%にも上っておりまして、ラビッ妻化する女性に対し、パン旦那化する男性という対比が白日のもとに。この状況……そりゃレスにもなりますよねぇ……。
【「ラビッ妻ヒトリ科」に属する妻は、思ったより多い】
性欲が満たされる行為として、最も頻度の高いものを選んでください。この問いに対し、「パートナーと」と回答したのは342人(55.3%)いた一方で、「1 人で」と答えた人は249人(40.3%)という結果に。その割合は大差なく、思いのほか「ヒトリ科」に属する妻が多いことが伺えます。
【なぜ「ヒトリ科」に属するのか】
なお「ラビッ妻ヒトリ科」のみなさんに、「パートナーよりも頻度が高い理由を教えて下さい」と尋ねてみたところ、次のような答えが。
1位 「パートナーにする気がないから」/52人
2位 「自分からパートナーに声をかけるのが恥ずかしいから」/28 人
3位 「パートナーとするよりも 1 人のほうが気持ちいいから」/37 人
4位 「パートナーとしたいと思わないから」/23人
5位 「パートナーに性欲があると思われるのが嫌だから」/14人
1位の声は、完全に「パン旦那化」現象によるもの。しかしながら3位と4位に関しては、自分の意思なので、これはもう致し方ありませんね。
積極的であることを自覚している記者(私)個人的には、2位と5位の回答が目からウロコでしたが、よくよく考えてみればその根底には「断られたら立ち直れない」という思いがあるのかも……。
【ホントは「フタリ科」のほうがいい】
しかし、です。このような「ヒトリ科」の声がある一方で、「できるならば、1 人よりもパートナーと性欲を満たしたいと思いますか」という問いに対し、「とても思う」が135人(54.2%)、「思う」が84人(33.7%)。つまり両方を合わせると、実に88.0%の妻たちが「パートナーとしたい」と感じているよう。
【「フタリ科」ラビッ妻は積極的です】
ちなみに「ラビッ妻フタリ科」に属するみなさまは、自らパートナーに対して声をかける人が76.0%と、かなり能動的。また「パートナーとの時間を楽しむために心がけていることや工夫していることはありますか」という問いに対しては、269人(78.7%)が「はい」と答えておりまして、「フタリ科」に移行するためには多少なりとも、積極性が必要なのではないかしら。
【自分の意思を伝えることが大切】
お悩みの方にとっては、レス解消の手がかりになるかもしれない、今回の調査結果。
なににせよ、相手がいる以上、「思いやりに満ちた歩み寄り」は必要です。パートナーの意思を尊重しつつ、自分の意思もしっかりと伝えること。これを意識することが、改善への一歩となるのかもしれませんね。
参照元:エルシーラブコスメティック ニュースリリース、ラブリサーチ
執筆=田端あんじ (c)Pouch