フランスの高級ブランド・カルティエの2016年新作時計『Crash』のフォルムは、ちょっぴり個性的。意外や意外、なんと “人間の耳のかたち” をしているの!
耳とはいえ、そこは有名ハイブランド。「奇妙」「グロテスク」といった要素はゼロ。縦長で、ぐにゃりと歪んだ文字盤は、例えるならば、ダリの『柔らかい時計』といった様相なのです!
【世界的に有名な高級時計見本市にも並ぶ予定】
一見すると “耳” と判別できない方も多数いらっしゃるであろうこちらの時計は、毎年1月にスイス・ジュネーブで開催されている大規模な時計の見本市、「SIHH(Salon International Haute Horlogerie / 国際高級時計サロン) 2016」に出展されるのだそうです。
【ピンクゴールドとホワイトゴールド、どちらがお好み?】
同ブランド公式サイトによれば、『Crash』には2種類のモデルがラインナップされている模様。
一方は、18金ピンクゴールド × ダイヤモンド。そしてもう一方は、18金ホワイトゴールド × ダイヤモンド。使用されている149ものカットダイヤを総合すると、2.15カラット。
どちらも大変上品でラグジュアリー、柔らかな曲線、そしてなにより “耳” というかたち自体が、どことなく艶っぽい印象を与えます。
【時計の針の青が美しすぎる】
光を浴びることによってキラキラ輝きを放つダイヤル、吸い込まれそうなほど深い青が印象的な、時計の針。どこをとってもため息が出るほどの美しさで、気がついたら私(記者)、数十秒、いや数分ほど見入ってしまいました。
なお『Crash』、どちらのタイプも267台の限定生産なのだそうで、予想どおり、レア度は高め。芸術的なその全貌を、時間の許すかぎりじっくりと、ご覧あれ。
参照元:Cartier
参考:SIHH
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼18金ホワイトゴールド × ダイヤモンド