昨年あたりから急速に増えている“ ちょい飲み居酒屋 ”。特に牛丼チェーンの吉野家やファストフードのフレッシュネスバーガーなど、別業態が新規参入しているケースが急増中!
そんななか、昨年6月に長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」が、ちょい飲み形態の「ちゃんぽん酒場」をスタート。1号店の浅草駅前店に引き続き、先月は2号店として上野御徒町店がオープンしました。……というのはすでにPouchでもお伝えしている通りなのですが、せっかくなので実際に食べに行ってみることに!
正直に白状するとね、「あーはいはい、またまたちょい飲み居酒屋ね。適当なおつまみで安く飲める的なアレでしょ」なんて軽く見てた私(記者)。それは認める。
でもね、これがいい意味で予想を裏切られたよ……!! 舐めてかかってごめん。特に「〆のちゃんぽん」はスゴい。行ったら必ず頼むべき一品だと自信を持ってオススメします。
【キレイで明るい店内】
今回訪れたのは上野御徒町店。浅草駅前店ともに、昼間は通常のリンガーハットとして営業、夕方4時からお店の2階が「ちゃんぽん酒場」に切り替わるという方式です。
店内はとってもキレイで明るく新しい。でも壁に昔のアサヒビールのポスターが貼ってあったりイスが簡素なスツールだったりと、居酒屋をイメージした内装となっています。これなら女性ひとりでもまったく気兼ねなく入れますね。
【じゅうぶんセンベロできちゃう値段設定】
さて、席についてさっそくメニューを見たのですが、ホントに安い! ぎょうざがウリのようで9種類もあるんですが、いちばん安いものは3個150円から。とりあえずで頼みたい「えだまめ」や「旨ダレ塩きゃべつ」はどちらも190円。しかも生ビールは290円って安すぎない……!? これなら1000円あればじゅうぶんひとり飲みできちゃうわ。
【記者が注文したものは……】
今回、記者はひとりで行ったのですが、取材ですので値段を気にせず興味深いメニューを頼むことに。『孤独のグルメ』のゴローちゃん並みに脳内ひとり会議を繰り広げた結果、
・生ビール(290円)
・鉄なべパリパリぎょうざ(10個390円)
・野菜豚焼き串 本日のおまかせ盛り合わせ(3本500円)
・〆のちゃんぽん(500円)
に決定。メニューを見ると全体的に野菜が多く使われていることに気づきますが、驚くべきは「野菜はすべて国産」! それでいてこの価格設定ですよ……もう惚れる。
【ぎょうざも焼き串もイイ!】
では実際にいただいてみましょう。「鉄なべパリパリぎょうざ」は餃子の羽付き好きにはたまらないメニュー。……えっ、これ、油を使わず焼き上げてあるんだ……それでここまでジューシーで旨みたっぷりとは!
「野菜豚焼き串 本日のおまかせ盛り合わせ」はねぎ、ミニトマト、大葉の3種でした。これはこれで塩加減が絶妙でビール進みまくり!
【〆のちゃんぽんに衝撃】
そして最後は「〆のちゃんぽん」。サイズはリンガーハットで頼む通常のちゃんぽんの半分ほどでしょうか。ビックリしたのは、いちばん上に梅干しが乗ってるー! で、これが酸味があってさっぱりで思った以上にスープに合うの!!
店員さんに聞いてみたところ、なんとスープも通常のちゃんぽんのトンコツ味とちがい塩味にしているそう。〆にトンコツはヘビーだから塩味にしているんだと思いますが、単に通常メニューの小サイズにせず「〆のちゃんぽん」というオリジナルメニューを作ったところがスゴい。
飲んだ後でもするするイケる、ホントに〆にピッタリな一品。絶対、絶対、頼むべし!!
【また行きたい】
ほかにも、「長崎おでん」や「【長崎名物】角煮」「〆の雑炊」など、頼んでみたいメニューがいろいろ。また行くしかないと心に誓った次第です。浅草や上野で見かけたら、皆さんもぜひ入ってみてくださいね。センベロ、万歳!!
※価格表記はすべて税抜です。
参考:長崎ちゃんぽん リンガーハット
取材・撮影・執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼「鉄なべパリパリぎょうざ」。10個で390円
▼……ん? ぎょうざにゆずこしょう……?
▼さっそく試してみたところ……
▼ぐわーっ!! めちゃくちゃおいしいっ!! 味も変えられて一石二鳥
▼「野菜豚焼き串」ねぎ
▼「野菜豚焼き串」大葉
▼「野菜豚焼き串」ミニとまと
▼アサヒの生中290円って安くない!?
▼「〆のちゃんぽん」。肉厚の梅干しをスープや麺にからめて食べよう!
▼はふはふ、ふーふー! 寒い日に食べるちゃんぽん、最高!!
▼餃子を食べ切れなかったのですがお願いしたら包んでくれました(容器代10円別途)
▼上野御徒町店の2階店内。キレイで明るくて女性ひとりでも入りやすかったです
▼JR御徒町駅を出たら上野方面に歩いて3~5分ほど