部屋のキレイさと体型。一見、なんの関係もなさそうですが、実は両者は深く結びついているかもしれませんよ!?
風水とスペース・クリアリング(いわゆる断捨離)の研究家であるイギリス人カレン・キングストンは、「太っている人ほど物を捨てられないタイプの人が多い」という研究発表も行っているほど。
えー、物だけじゃなくて体脂肪まで溜め込んじゃうだなんてダブルで嫌なんだけど……それって防ぐにはどうしたらいいの!?
【部屋が汚いとなぜ太るの!?】
まず、部屋が汚いのと太っているのにどういう因果関係が!? ダイエットや健康についての情報を集めた「マイクロダイエットネット」によると
不要な物を捨てない理由を作るということは、本当に必要か考えることや行動を先延ばしにしているだけとも言えます。こうした思考パターンも持つ人はダイエットにおいても共通している傾向にあるようです。
と書かれています。また、
物が散らかった状態が視界に入ると、人間は無意識のうちにストレスを感じ、ストレスホルモンとも呼ばれる「コルチゾール」が増加することが分かっています。コルチゾールの過剰分泌は、血糖値の上昇、免疫作用の抑制、精神疾患、食欲増進、脂肪の蓄積などに影響。つまり太りやすくなってしまう可能性があるのです。
ともあり、生理的な理由も関係しているようです。
【片付け習慣を身につけよう!】
反対に言えば、「いつも部屋をキレイに片付けておけばダイエットにもよい影響がおよぶ」とも考えられます。「マイクロダイエットネット」には片付け習慣の具体例も載っていてました。その中でも特に記者が役に立つと感じたものを抜粋すると……。
・脱いだ衣類の行く先は、収納するか洗濯かの必ずどちらかです。その作業を後回しにするのではなく、床やベッドに置かずにこの2か所のどちらかに直行させましょう。
・書類や読みかけの本などは平置きにせず、ブックスタンドやブックエンドやなどを利用し、立てて置きましょう。量は変わらなくても、見た目がスッキリします。週に1回など定期的に要不要をチェックして不要なものは処分。
・部屋が汚い人は冷蔵庫の中も同様に、不要なものがそのままになっていることが多々あります。賞味期限切れのもの、開封して時間のたったもの、いつ買ったか分からないほど長く鎮座している調味料など、なくても困ることはありませんので処分しましょう。
・家電やいただき物のお菓子の箱、包装紙、紙袋などは「いつか使えるかも」と思ってしまう代表選手。子供がいれば工作などに利用できますが、そうでなければ使うことはそうそうありません。
ぜ、全部「あるある」すぎて心が痛い! 要するに「必要・不要を判別する」「不要と決めたものはさっさと捨てる」ということですね。うん、なんだか痩せられる気がしてきたよ……気のせいかもしれないけども!! 春からの新生活、余分なモノなしにスッキリとしたスタートを切りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
参照元:マイクロダイエットネット、アットプレス
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch