ほどよい辛さとマイルドな酸味が人気の「TABASCO(タバスコ)」。ピザやパスタにひとふりすれば、刺激的な味の変化を楽しめる元祖ホットソースであります。これがないとやっていけない、という辛いもの好きの人も多いはず。
さてこのタバスコ、安定した世界的人気を背景に、さまざまなコラボや派生商品を生み出しています。
ポーチではこれまでも「タバスコチョコレート」や「スパイシーしょうゆ」といった、タバスコ派生商品をご紹介してきました。
この度、タバスコがコラボした相手は、なんと「塩」! 「TABASCO Spicy Salt(スパイシー・ソルト)」、言ってみれば塩味の強いパウダー状のタバスコ、っていうことになるでしょう。
パウダー状の塩タバスコ、一体どんなお味なのでしょう? 記者は運良くこれを入手することができました。早速、試食してみましょう。
【アメリカでも実はレア商品だった】
岩塩ドームで有名な、米ルイジアナ州のアヴェリー島。1868年の設立以来、マキルヘニー社が本社を置く場所でもあります。このアヴェリー島で採れる塩をベースに、タバスコ味に仕上げた製品がこの「スパイシー・ソルト」。
日本国内ではもちろん未発売、じつはアメリカ国内でもちょっとレアなのだそう。スーパーでは手に入らず、ネット通販やアヴェリー島に足を運んで(!)購入する人が多い模様です。
ちなみに記者(私)が発見したのは、なぜかフランスにある輸入食品店でした。
【スパイシー・ソルトの気になるお味】
見た目は完全にパウダー状。香りはというと、タバスコそのものです。間違って吸い込まないように気をつけたいところ。そして味わいはというと、ずばり「塩気の効いたタバスコ」です。これは、いろんな場面で役に立ってくれそう!
とはいえ基本的には塩ですから、すでに完成している料理に多く振りかけると塩辛くなりがち。さっと振りかける程度にとどめるか、調理中の味付けとして料理やドリンクに使うのがよさそう!
米通販サイト「アマゾン」を見ると、なんと星4つ半という高評価! レビューの中で紹介されていた使い方としては「ステーキ肉のシーズニングとして」「カクテルグラスの縁につけたりして」使ったりすると、グッドだそう。もっとも「どんな料理に使ってもイケる!」という声もありましたが……。
【アボカドと混ぜて「ワカモレ」にすると最高!】
肉はもちろん、野菜の味も引き立ててくれそうな味と香りの「スパイシー・ソルト」。アメリカで定番のアボカドディップ「ワカモレ」のシーズニングにしたら、絶対においしいはず!
ワカモレはメキシコ料理の前菜として、あるいはスナックとして人気の高いディップです。通常はハラペーニョという青唐辛子と塩などを加えて作るのですが、今回はハラペーニョと塩の代わりに「スパイシー・ソルト」を使ってみます。
フォークでつぶしたアボカドにレモンの絞り汁とみじん切りにしたニンニクを入れて、スパイシー・ソルトで味付けしてみましょう。
うん、これはウマイッ! スパイシー・ソルトが、程よい辛さと奥行きのある酸味をプラスしています。いつものワカモレよりも数倍美味しい気がするぞッ!!
ウォッカをトマトジュースで割った「ブラッディ・マリー」や、米ジャパニーズレストランでもおつまみとして人気上昇中の「枝豆」にふりかけてもイケそうです。
ちょっぴりレアな「スパイシー・ソルト」。運良く輸入食品店や海外旅行先で見つけたら、ぜひチェックしてみてくださいね!
調理・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch