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トヨタがミラノデザインウィークに出展するコンセプトカーが美しい! 日本古来の技法が使われた「伝統工芸品」のような風格です

2016年4月15日

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4月12日(火)から17日(日)にイタリア・ミラノにて開催される「ミラノデザインウィーク2016」に、トヨタ木で作ったコンセプトカー『SETSUNA(せつな)』を出展することが明らかに。

「一瞬一瞬、「刹那」という短い時間の繰り返しの中でかけがえのないものになっていく」

という想いを込めて名付られたという『SETSUNA(せつな)』。ドアもボンネットも、なにもかもが木! つるりとした質感といい、クラシックカーのようにも近未来の車のようにも見えるデザインといい、なにもかもがオッシャレ〜!

【使うごとに風合いが変化していく】

“人とクルマの新たなつながり” を具現化したという『SETSUNA』は、環境や使われ方によって車体の色や風合いが変化していく点が、大きな魅力の車。

変わっていくことで味わいや深みが増し、唯一無二の存在に。また、じっくり手をかけて使うことで、世代を超えていつまでも使い続けることができるところも、特筆すべき点です。

【使用されている木材にもご注目】

「外板は杉、フレームには樺といった用途に応じた木材の選定をし、1つ1つのパーツの大小や配列にもこだわった。また、組み付け構造には釘やネジを使用しない日本古来の伝統技法である “送り蟻” などを取り入れ、ボディラインは船のような美しいカーブを描くSETSUNAが完成した。」

こちらは開発責任者の辻賢治さんによる言葉。

【末長く愛用できる!】

そのほかにも「世代を超えて時を刻む100年メーター」「機能美と木の優しい色合いが融合したシート」といった具合に、歳月が経つほど魅力が増していく要素が、たくさん盛り込まれているようよ。

果たして『SETSUNA』に対する世界の評価や、いかに。機会があればこの目で直接、本物を見てみたいものですね!

参照元:TOYOTA Global Newsroom 12
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼外板だけでなく内部にも木材が使われています。工芸品みたいな美しさ!







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