イギリスのチェスター動物園で、今年初のペンギンの赤ちゃんが誕生しました! 体重測定の映像を見ているともう、ほっぺたがゆるみっぱなし。可愛いよぉ〜〜〜〜!
でも、どうやらこの赤ちゃんたち、ちょっと変わった名前がついているみたいですよ?
【フンボルトペンギンのヒナたち】
生後5日目に、体重測定を受けるペンギンの赤ちゃんたち。チェスター動物園で生まれた4匹のフンボルトペンギンです。一番小さい子は、なんとたったの75g! 飼育員さんの手のひらに収まっている姿を見ても、どれだけ小さいかわかりますね。
小さな腕をパタパタさせて、お母さんを探しているのかな? ちょっとだけだから我慢してね、なんて思わず声をかけたくなる姿。愛おしくて胸がギュッとしちゃうなあ。
フンボルトペンギンはもともと南米に生息しているペンギンで、絶滅の危険が懸念されている種。赤ちゃんたちの誕生は、嬉しいニュースですね。
【名前の由来=飼育員の好きなお菓子!?】
ところでこの赤ちゃんたち、最初に生まれたヒナから順番に、Wotsit、Quaver、Frazzle、Cheetoと名付けられたそうなのですが……んんん、ちょっと変わった名前じゃないですか?
実はこの名前、飼育員さんたちの好きなスナック菓子からつけられたんですって。そういえば「Cheetos」って……チートスじゃん! 日本のお菓子に置き換えるなら「カール、カラムーチョ、じゃがりこ、キャベツ太郎」みたいな感じでしょうか。
チェスター動物園では毎年、飼育員がテーマを決めて名前をつけているのだそう。そうすると名前から「同じ年に生まれた兄弟グループ」が判別しやすくなるんですって。なるほど〜、そんな理由があったのか!
これまでも「オリンピック選手」や「チョコレートバー」などから名前をもらっているとのこと。もしかしたら、ウォンカとかスニッカーとかいるのかも。ほかの子たちの名前も気になりますね!
ちなみにQuaverは単数形だと「震え声」「八分音符」、Frazzleは「ボロボロに擦り切れる」「疲弊する」というような意味。たとえお菓子だとしても、普通なら名前につける単語ではないような……英語圏と日本の文化の違いがかいま見えてオモシロイ。
ともあれ小さなペンギンたちの姿を堪能しつつ、順調に成長してくれることを願うばかり。いつか彼らもお父さん、お母さんになってくれるといいな!
参照元: Youtube / Chester Zoo, CHESTER ZOO
執筆=森本マリ (c)Pouch