まず登場したのは薄いカーテンのような布。よーく目をこらしてみると……その向こうにはうっすらとライオンの姿が。
メスのライオンが2頭、顔を押し当てるように布を揺らしています。いったい何してるんでしょうか?
その答えは、Derick Cleggさんが動画サイト『YouTube』にアップした「Lions licking water off a tent. Cameraperson solid as a rock :)」を見てみて! 実はちょっと背筋がゾクッとしちゃう映像なのです。
【お目当てはテントの水滴】
薄い布の外には野性味あふれるライオン、そのすぐそばには、水筒やウィスキーのビンが並んでいます。どうやらこの2頭のライオンは、テントの外側についた水滴をなめるために集まったようなんです!
【息を潜めて撮影!】
撮影された映像の音をよく聞くと、ライオンが水をなめているザリザリ、という舌の音が聞こえます。その様子をこんなに間近でとらえているということは……そう、テントの中には人がいるんですっ。
映像にはささやくような男性の声が入っています。テントの中の人がカメラマンで、息を潜めてプロ根性で撮影し続けたのがこの映像、というわけ。これだけ必死になめまくるライオンたちですから、すぐそこに人がいると知ったら……きっと怖〜いことになりますよねぇ。
【カメラマンは無事のよう】
それにしても普通にキャンプをするエリアにライオンが現れるなんてちょっとビックリ! と思ったら、これは南アフリカ・ボツワナにある「Kgalagadi Transfrontier Park(カラハリトランスフロンティア公園)」でのお話とのこと。同公園のサイトによると、ライオンの他にも、野生の動物たちが多く暮らしているのだそう。
もちろんこの動画がアップされているということは、カメラマンさんも無事だったということで、ひと安心です。
ご紹介した動画は参照元のYouTubeにてじっくりと見てみてください! 30秒ほどの短いものですが、なかなかスリルがありますよっ。
参照元:YouTube / Derick Clegg、Kgalagadi Transfrontier Park
執筆=シナモン (c)Pouch