水を、油で揚げる。これだけ聞くと一瞬、頭の中が「?」でいっぱいになってしまいますよね。だってそんなこと誰も思いつかないだろうし、「水のフライ」なんて、あり得ないことだもの!
でもね、みなさん。これを実際にやってみた人がいるんですよ。その全貌を目の当たりにできるのが、Jonathan MarcusさんがYouTubeへ投稿した1本の動画。
【普通の揚げ物と揚げ方は一緒】
「水を揚げる」とはいえ、水をそのままの状態でフライにすることは不可能なので、人口イクラなどに用いられるアルギン酸カルシウムの薄膜で包み、小麦粉に卵、パン粉の順に衣をまぶして、いざ油の中へ。
【水を揚げたらどうなるの?】
フライヤーの中へと入った “水” は、普通の揚げ物と同じく、シュワーッと揚がって黄金色の状態に。さてここで問題です。みなさん、この “水の揚げ物” の中身、一体どうなっていると思う?
……正解は、水のまんま! ナイフを入れた瞬間、切り口から水がドバーッ。形として残ったのは薄膜と衣だけで、食べた感想も「大した味じゃない」ってさ!
【注:絶対にマネしないように!!】
さて、ただいま紹介した一連の過程を、紹介者である男性は躊躇することなく、普通の服装で行っています。
しかしMarcusさんによれば、この行為は大きな危険を伴う、とのこと。仮に油の中で水が漏れた場合、アツアツの油を四方八方にまき散らすほどの大爆発を起こす可能性があるというのです。
つまり素人が「水のフライ」に手を出したら火傷するだけでなく、もしかしたら近隣を巻き込む火事になってしまう可能性大。
ってなわけで、良い子はぜーーーったいにマネしないように!
参照元:YouTube / Jonathan Marcus
執筆=田端あんじ (c)Pouch