突然ですが、記者(私)は甘い飲み物全般が苦手です。果糖のジュースや甘いカクテルなんてもってのほかで、もっぱら水かお茶、ブラックコーヒーがメイン。
そういう人間にとっては必要ないけれど、「ジュース大好き!」なみなさんにとっては、本日ご紹介するアイテムは必須なのではないかと……!?
クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で、達成率863%(!)を記録。多くの支援を集めた商品「The Right Cup」は、脳をダマすことによって、ただの水をフルーツジュースだと錯覚させてくれる夢のようなアイテムなんですって。
【味の8割は「におい」】
鼻がつまっていると、味がよくわからない。こういった経験、あなたもしたことがあるでしょう?
サイトによれば、食べ物や飲み物の味は “におい” と “味覚” 、この2つから成り立っているのだそうで、そのうちの8割を占めているのが “におい” であるとのこと。
「The Right Cup」はこの現象を利用したアイテム。ミックスベリー・オレンジ・アップル・ピーチ・コーラ、以上5つのフルーティな香りを鼻先で感じることによって、まるで「ジュースを飲んでいるかのような気分を味わえる」というのです。
【口をつけた瞬間、においがフワッ】
「The Right Cup」には、口をつける部分に特殊な技術が使われており、これによって香りを感知するという仕組み。香りによって「これジュースだ♪」と感じるけれど、実際に飲んでいるのは水。ということは、カロリーはゼロ。当然、糖分も摂取していないということ。
健康には気を使いたい、でもつい、誘惑に負けてしまう。そんな方にはコレ、うってつけの商品なのではないかしら!
【CEOが若くして糖尿病を患ったことが誕生のきっかけ】
「The Right Cup」誕生のきっかけは、CEOであるアイザック ・ラビ(Isaac Lavi)さんが、30歳という若さで糖尿病になってしまったことなのだとか。「無味無臭の水しか飲めない毎日が辛かった」という経験から生まれたという、こちらのカップ。香りが持続するのは、6カ月ほどとのことです。
1個およそ2800円の支援でゲットできるので、気になった方はさっそくチェックを♪
参照元:Indiegogo、Facebook
執筆=田端あんじ (c)Pouch