YouTubeに投稿されていたのは、メキシコ料理のサルサの1種、アボカドのディップ「ワカモレ」を作る動画。
まずは包丁でアボカドを半分に切って……って手に持ってるそれ、手榴弾じゃない!?
ドキドキする視聴者の気持ちをヨソに、料理する手は迷うことなく、手榴弾にナイフを入れてしまいます。
でも、あれれ? この音はたしかにアボカドを切る音、しかも手榴弾を切った断面は完全に、アボカドのそれ! まんまる大きな種もそのまんま! でもその種、ビリヤードの球だよぉ!
【頭が混乱してきたゾ!?】
実は本日ご紹介する動画『Fresh Guacamole by PES』は、音声は実際に「ワカモレ」を作っている過程を録音したもの。しかし一方で、映像には食べ物が一切登場しないという、大変ユニークな作品なのです。
食べ物が一切登場しないとは、果たしてどういうことか。では動画の続きを観てみることにいたしましょう。
【野球のボールや針山を包丁できざんでる!】
野球のボールの皮をむいたら、みじん切りに。先ほどの “手榴弾” アボカドと混ぜたら、お次は裁縫の道具・針刺しを細かくカット。小さくなったそれぞれのかけらは白と赤のサイコロと化して、アボカドの緑の中で、よく映えています。
【音だけ聞けば完全に「料理」】
……と、ここまで聞いて、「ワカモレ」のレシピをご存じのあなたならば、野球のボールは玉ねぎ、針刺しはトマトだとピンと来るはず。
その後は、おそらくライムなのであろう緑色のゴルフボールをカットして、しぼった汁を、材料を混ぜ合わせた器へ投入。
トウガラシであろう電球もきざんで加えて、塩コショウで味を調え混ぜたら、「ワカモレ」(!?)のできあがり。そうそう、クラッカー代わりにコインチップを添えることも、忘れないでね!
【つい、じーっと見入っちゃう】
目を閉じて、音のみに集中すれば、料理をしているようにしか思えない。でも目を開けたら、そこにあるのは料理じゃない。
摩訶不思議な感覚にとらわれるユニーク動画を、あなたもぜひ、体感してみて。
参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch