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【激辛レポ】「半殺しカレー鍋」に立ち向かってみた! 見た目を裏切る “狂気じみた辛さ” に思考力が停止する事態に

2016年7月13日

hangoroshi11
先日、当サイト「Pouch」でご紹介した激辛鍋スープ&スープ「半殺しシリーズ」

狂気すらただようネーミングに「いったいどんだけ辛いんだよ!」と震えておりましたところ、編集部から「食べてレビューしてみてください」の声が。

いやいや、実は2014年にライターの綾部さんが「半殺しチゲ」のレポしてるし、今回はいいんじゃないですかネ……とやんわり返信したのですが、そしたらわざわざ編集部が販売元に頼み込んでサンプルを取り寄せて、自宅に送られてきたのがこれですよ。

「半殺しカレー鍋」……その手があったか。というわけで、今回は「半殺しシリーズ」3種のなかのひとつ「半殺しカレー鍋」を食べてみたいと思います。

【謎キャラのかわいらしさとミスマッチさ】


それにしても、パッケージに当たり前のように登場しているこの黒いキャラクター。何者なんだかよくわかりませんが、目が☆になってたりしてちょっと可愛い。

そのぶん、後ろの燃え盛る炎と「半殺しカレー鍋」というホラーチックなフォントとのコントラストがよけいに不気味さをかもし出しています。

【鍋に入れた具材はコレ】

パッケージの裏面にある材料を参考に、今回私(記者)のほうでは豚バラ肉、キャベツ、しめじ、もやし、玉ねぎ、じゃがいも、油あげという具材を用意。

「R18」と書かれているため、当然ですが幼い子どもたちに食べさせるわけにはいかない……。子どもたちが寝静まったあと、台所でひとり激辛鍋を仕込んでいる女。その姿のほうが狂気を感じさせる姿だったかもしれません。

【ホントに激辛なのか……?】

通常の鍋を作るときと同じように、スープの入った袋をよく振ってから鍋に入れ沸騰させ、切った具材を入れて煮立たせればOK。作り方自体は非常に簡単です。

作っている間、そして、できあがったときに気になったのが「激辛っぽさが感じられない」こと

激辛ラーメンなど湯気が立つほど熱いものは、まずその蒸気だけで目や鼻がやられて痛くなったりするもの。それがまったくないのです。

ニオイを嗅いでも唐辛子のような辛いニオイはなし。色も激辛商品にあるような真っ赤ではなく、カレーうどんのスープのような渋い茶色をしています。

……これ、ホントに激辛なんか……?

わりと激辛耐性のある私としては小バカにする気持ちが生まれたことを正直に告白しておきます。

【しゃべれない、考えられない】

そんな若干ナメた気分で口にした私でしたが……食べて数秒で固まりました。申し分なく、辛い。それもこれまでによく食べたことがあるような「ヒャッハー」なアッパー系な辛さともちょっと違う。

口の中や胃がヒリヒリと締め付けられ、額からは脂汗のようなものが。何口目かで言葉が出なくなり、あとは無言で黙々と食べ進めるように。

とにかく辛くて、しゃべるどころか思考力まで奪われ、何も考えられない状態に。

このジワジワと締めてくる感じ……これこそが半殺しという意味なのでしょうか。

【老舗みりんメーカーの本気】

ハッキリとしたわかりやすい辛さであれば、同じく私が以前レポしたカップラーメン「辛辛魚らーめん」や「蒙古タンメン 中本 辛旨飯」のほうが上です。

でも、何か得体のしれない空恐ろしい辛さで言えば、この「半殺しカレー鍋」のほうがスゴいです。そのあたり、独特の配分具合は販売元が老舗のみりんメーカーであるところにも関係しているのかもしれません。

「半殺しカレー鍋」は九重味淋のオンラインショップから購入可能。お値段が税込1296円と少々お高めですが、一袋で3~4人前ですので激辛好き仲間で半殺しパーティーなんてやってみるのいいかも。夏ですし、刺激が欲しいという方はぜひ!

参照元:九重味淋
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼かわいい系なキャラと、後ろのホラーチックなフォントとの対比がおそろしいパッケージ

▼よくあるスープ鍋の素同様、袋に入ったスープをよく振り鍋に入れて煮立たせます

▼このほかブロッコリーやにんじん、魚介類など入れるのもオススメだそう

▼カレーうどんのスープに見えるけど、食べるととんでもない激辛ぶり!!

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