2016年12月1日に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞2016」で年間大賞を受賞したのは、「神ってる」という言葉でした。
これは、プロ野球セ・リーグで25年ぶりにリーグ優勝を果たした、広島カープの緒方監督が選手の活躍ぶりを「神ってる」と表現したことに由来しています。たしかに、一時話題となりましたが……。ぶっちゃけ、 “年間大賞” といわれると、首をひねらざるを得ないような気がするのは私だけでしょうか?
【実際に流行っているのか調べてみた】
しかしひょっとすると、私の周囲では流行っていないだけで、巷では流行っているのかもしれない。知らないだけで、街中では「神ってるね!」という言葉が飛び交っていたのかもしれない。
望みをかけて、試しにツイッターをチェックしてみたところ、「神ってるとか1度も使った覚えがない」、「今年使ったか使ってないか分からないぐらいのワード」、「神ってるとか今初めて使った。流行語はネットで投票とかの方がいいなあ」といった声が……。
ご覧いただければおわかりのとおり、ツイッター上は「使ったことないんですけど」の大合唱。一方、若い世代からは、「前からある言葉」「中学の時に使ってたイメージ」といった意見も見受けられました。へええ、私30代だからそんな言葉があること自体知らなかったよおおお!
【便乗して、積極的に使ってみるといいかも!?】
今年に入って、1度たりとも身近で聞いたことがない。自分にとって全くもって馴染みのないワード「神ってる」が流行語大賞だなんて、なんだか不思議な気持ちがします。
しかし、カープ優勝というおめでたい場面で使われた言葉だし、なんてったって流行語大賞も勝ち取ったことだし、これからは積極的に使ってみるといいかも? しかしツイッターに寄せられた若者たちの声を見るに、使ったら「サムっ!!」って思われちゃいそうで、ちょっと怖いような気もする……。気にしすぎかしらね!?
参照元:新語・流行語大賞、Twitter 検索「神ってる 使った」
執筆=田端あんじ (c)Pouch