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【なぜだ】かっぱ寿司の業績が超悪化…カッパ再雇用よりも先にサラダ軍艦を強化すべし

2017年2月13日

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2017年2月10日。大変悲しいニュースが飛び込んできました。

かっぱ寿司、2016年4月から12月は業績不振で赤字に転落! 2017年3月までの1年間の業績予想も、黒字から一転、59億円の大幅赤字に……。

なんでだぁーーーー!! 去年のかっぱ寿司は大革命の年だったじゃない。かっぱ寿司のキャラクターであるカッパをクビにしたり、店内をガラっと高級路線に変えたり、大トロとイクラだけの高級1万円寿司ケーキを発売したり……いろいろ頑張っていたのに!

大きな犠牲を払って、いろいろ挑戦したにもかかわらず赤字。クビにされたカッパを思うと、涙が出てくるよ……。

【かっぱ寿司の苦しい言い訳】

なぜ業績が悪化したのでしょうか。カッパがクビになって愛想をつかしたファンの影響? イメージがやっぱり悪い?

カッパ寿司が、この由々しき事態をどう考えているのか? カッパ寿司の発表資料を読んでみると、大きく3つの言い訳が書かれていました。

1. お客が減って、コストが増えた

営業戦略の不徹底と作業スキルのブラッシュアップ不足により、店舗オペレーション力が低下。その結果、来店客数が減少し、商品廃棄ロスや人件費などのコストも増加してしまった。

2. カッパをクビにした効果は一時的だった

カッパをクビにしたリブランディング戦略は、ブランドの認知度向上や客単価の上昇など、一時的な効果はあった。しかし、広告宣伝費や販売促進費等の投資を回収できるほどの収益改善にはつながっていない。

3. ライバルとの競争

大手競合他社の積極的な出店により競争が激化により、売上が低迷したから。

……やることなすこと裏目に出て、最後は他人のせいにして……なんだか切ないんですけど!! もうやだ、やけ食いしよ……サラダ軍艦を。

【起死回生への道はこれだ】

かっぱ寿司ラバーを自認する私。本当に、ほんとーーーに、かっぱ寿司を愛しています。ここ最近ずっと考えていた起死回生案から、とっておきの2つを提案します!

1. サラダ軍艦の強化

かっぱ寿司が他の回転寿司チェーンよりも圧倒的に優れているのは、「サラダ軍艦」があること(私調べ)。こんな素晴らしいお寿司は、他では食べられません。

カッパを再雇用するよりも何よりも、サラダ軍艦の活躍の場を広げるのが近道なんです!

例えば、恵方巻きの具材にサラダ軍艦の具材を使用した「サラダ軍艦恵方巻き」や「こぼれサラダ軍艦」、「サラダ軍艦寿司ケーキ」など、種類を増やすことだけでも十分です! 間違いなく長野では大フィーバーです!!

2. ファミ飲みならぬ「寿司飲み」を浸透させる

ここ数年、ファミレスでお酒を飲む「ファミ飲み」が大人気。この人気に便乗して、回転寿司バージョンの「寿司飲み」を提案します。

実はかっぱ寿司、すでにオリジナリティの高いお酒を出しているんです。ガリの入った酎ハイ「ガリチューハイ」に、かっぱ寿司のお茶(かっぱ茶)で作った「かっぱ茶ハイ」。

これだけでも十分素晴らしいのですから、さらにお酒の種類を増やし、ツマミも増やし、安酒飲みの味方になる回転寿司を目指して欲しいっ。

私からは以上です。

回転寿司 “元” 王者のかっぱ寿司。かつての輝きを取り戻し、ふたたび人気ナンバーワンの回転寿司になることを切実に願っています!

参照元:カッパ・クリエイト 平成29年3月期 第3四半期決算短信 (PDF)
参考リンク:日経新聞:かっぱ寿司、「脱カッパ」空回り 不振で赤字に
撮影・執筆=かっぱ寿司ラバー・百村モモ (c)Pouch

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