イギリスで開催された世界最大級のドッグショー「Crufts 2017」に出場。会場を大いに沸かせていたのは、ジャック・ラッセル・テリアのオリー(Olly)です。
救助犬としての機敏さを競う「Rescue Dog Agility」コースに現れたオリーは、観る者の度肝を抜く勢いの猛スピードでコース中を駆け巡るのですが……。
あまりに勢いがありすぎて、失敗もいっぱい。時折コースからはずれて壁のニオイを嗅ぎにいったりと、自由なことこの上ないんですよね。
【過去は振り返らない主義です】
スタート早々ハードルに激突し、バーを落としてしまったオリー。
本来ならばぴょーんとハードルを飛び越えなければいけなかったわけなのですが、失敗してしまったものはしょうがない。さっさと次へ行く潔さが、実に気持ちいいっ!
【ワンコ「しっぱい? なにそれおいしいの?」】
続いてオリーは、先ほどの失敗を取り返すかのように、次々ハードルを飛び越えていきます。
弾丸が行くようなスピードで機敏さをアピールしますが、ジグザグ歩行がうまくできずに苦戦。最後のほうでは、コースからはずれて壁の匂いをかぎに行っちゃったりも……。
観客も解説も自由奔放なオリーに爆笑。当の本人(犬)は、失敗しようがぜーんぜんダメージを受けていない様子ですけども。ってか、むしろ楽しそうなのよねぇ……憎めなくってきゃわゆい。
【よく頑張ったで賞をあげたい】
「スピーディー」という点においては文句なしですが、少々おっちょこちょいでマイペースなところがたまにキズ。だけどそこが大きな魅力でもあるオリーの名演技は必見です。
海外メディア Mashable によれば、入賞は叶わなかったようです。でも、わたし的「頑張りました大賞」は間違いなくオリー、あなたよ……!
参照元:YouTube、Mashable
執筆=田端あんじ (c)Pouch