今回ご紹介するのは、エマ・ワトソンさん主演のディズニー映画『美女と野獣』のパロディーミュージカル。企画したのは、セレブと車内でカラオケを楽しむ「カープール・カラオケ」をヒットさせたアメリカのコメディアン、ジェームズ・コーデンさんです。
司会を務めるCBSの人気バラエティー番組、『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』で放送されたパロディーミュージカルは抱腹絶倒の面白さ!
会場は横断歩道のど真ん中だわ、本編に出演しているメインキャストまで参加させてるわ、なぜかコーデンさんがベル役だわで、とにかくいろいろと可笑しい。終始ノリノリな俳優陣にも、ぜひとも注目していただきたいのですっ。
【よくOKしましたね】
コーデンさんの無茶なお願いを聞き入れ駆け付けたのは、野獣役のダン・スティーヴンスさん、ガストン役のルーク・エヴァンズさん、ガストンの手下ル・フウ役のジョシュ・ギャッドさんの計3名。
駐車場でミュージカルの練習をする段階から参加。コーデンさんによるへんてこな振り付けをマネするスティーブンスさん、妙にやる気なエヴァンスさん、ボールをぶつけられながら熱演するギャッドさんを見ているだけで、じわじわと笑いがこみあげてきます。
【演じられるのは「横断歩道が青信号の間」だけ】
そうこうしているうちに本番がスタート。コーデンさん演じるヒゲづらのベルはもはや “美女” というより “野獣” 、美女が1人も登場しない『美女と野獣』がいよいよ開幕したのでありました。
『朝の風景』や『強いぞ、ガストン』さらにはベルと野獣がダンスをするシーン。『美女と野獣』ファンにはおなじみの名場面が次々展開されるわけなのですが、なにせ舞台は横断歩道。歩道が青信号から赤信号に変わったら車が来ちゃうので、必然的に退場するしかないのであります。プップーとクラクションを鳴らされて慌てて歩道に戻るところも笑える。
【爆笑ポイントが多すぎる】
およそ10分に渡る動画は最初から最後まで見どころ満載なのですが、わたしが特に爆笑してしまったのは、ヒゲ面のベルがドレスに着替えてみんなの前に登場するシーン。
ドヤ顔のベル、「なんてゴージャスなの……!!」と目を見開き絶賛する出演者たち。「みんなの目は節穴なのかな?」と首をひねらずにはいられなくって、お約束なリアクションと理解しつつも笑ってしまいました。
それと、「コーデンさんが『We can do it !』とかなんとか言ってメインキャストたちに気合いを入れるシーン」、「車をわざわざストップさせてカーテンコールするシーン」なんかもサイコーです。最後まで笑いっぱなしの迷作パロディー、ぜひご覧になってみてくださ~い!
参照元:YouTube
執筆=田端あんじ(c)Pouch