ブランド総合研究所がインターネットで実施した「地域ブランド調査 2016」の都道府県魅力度ランキングで、4年連続最下位の茨城県。
しかし、この現状を逆手にとって「のびしろ日本一」と県知事がアピールしたり、最近では先日 Pouch でも紹介した「マッチョ×温泉」動画をYouTubeに公開したりと、観光PRに力を入れています。
でもまだ茨城県の魅力がまだまだ伝わっていないとすれば、オススメしたい場所があるのです。それは国営ひたち海浜公園の「みはらしの丘」。ここに咲く満開のネモフィラの花をぜひ見てきてほしいっ!
【GWのいまが見ごろだよ~】
見渡すかぎり一面ブルーに染まった「みはらしの丘」は、GWがちょうど見ごろだそう。
約3.5ヘクタールの広大な丘に咲いたネモフィラの花の数は、およそ450万本。遮るものがなにもなく、青い丘がそのまま青空とつながっているような景色は、ここでしか見ることのできない、まるで夢のような光景です。
国営ひたち海浜公園では、開花の時期を合わせるため、季節予報や生育状況を観察して、保温シートを外すタイミング等を調整。雑草を手作業で取り除くなど苦労を重ねて完成された絶景は、言葉を失うほどに美しく輝いています。
【英名は「ベイビーブルーアイズ」】
ネモフィラは瑠璃色をしており、なおかつ葉のかたちが唐草模様に似ているため、和名を「瑠璃唐草(るりからくさ)」というのだそう。
英名は赤ちゃんの澄んだ瞳を意味する「ベイビーブルーアイズ」で、属名である「ネモフィラ」は、ギリシャ語の「ネモス(小森)」と「フィレオ(愛する)」が合わさった言葉なんですって。名前までもが美しい~!
【よく見かける「オオイヌノフグリ」とは別物です】
ネモフィラは、姿かたちがよく似ていることから「オオイヌノフグリ」と間違えられることが多いようです。
しかしこれは別物。ネモフィラはハゼリソウ科ネモフィラ属の一年草、オオイヌノフグリはゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草で、科も属も違うのであります。ちなみに「オオイヌノフグリ」のほうが花が小さくて、英名では「バーズアイ(Bird’s-eye)」ともいうそうです。
でもまあ、間違えちゃうのもよくわかるくらい、色がそっくりなんだけどね。
【動画も美しいですよ〜】
写真だけでなく動画も公開されていて、素晴らしい様子が伺えます。ぜひ足を運んでみてくださいね♪
参照元:国営ひたち海浜公園、YouTube、植物図鑑Weblio辞書、ブランド総合研究所
参考リンク:産経ニュース
執筆=田端あんじ(c)Pouch
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